白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 3月19日
食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」
米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
今週は、「小料理や ぐりこ」です。
「小料理や ぐりこ」
福岡市中央区薬院3-12-15 セントポリア薬院 1F
092-534-3833
18:00 - 25:00 (L.O. 24:00)
※現在は、時短営業中 17:00 - 21:00 (L.O. フード20:00、ドリンク20:30)
定休日 日曜日
高宮通りから少し入った場所にある、できて7年のお店です。
店内は、ジャズが流れて落ち着いた雰囲気。
しかも、掃除と手入れが行き届いていて、7年経ってもピカピカです。
店名に小料理屋と入っていますけど、大人の居酒屋と言う感じで、敷居は低く、庶民価格できちんとした料理が食べられます。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?
店主の荒谷さんにお話をお伺いしました。
女性1人でも気軽に入れるお店作りを心掛けています。
メニューには、日替わりと定番・名物の料理があり、刺身、煮物、焼物など、伝統の味から、店主のセンスが光る創作料理まであります。
人気メニュー(価格は、税別)
【刺身の盛り合わせ】(1500円前後)
この店に来るお客様、誰もが注文する一品。
店主自ら選りすぐった旬の魚介類の盛り合わせです。
【ひとくち和牛すき】(900円)
この他にも、「生からすみ」(600円)、「鱈の白子」(1500円)、
「かきの昆布蒸し」(800円)などもあります。
それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。
昨年末に取材したので、旬の食材などは変わっています。予めご了承下さい。
【刺身の盛り合わせ】(1500円前後)
だいたい8種の盛り合わせになります。
その中に1貫だけ握りが入っています。
最初に頼むことが多いので、小腹が空いている時に嬉しいサービスです。
どれもきちんと角が立ったきれいな刺身で、まさに職人技です。
しかも、厚めに切っているので食べ応えもあります。
この日に出てきたのは、
「カンパチの腹身」は、隠し包丁が入っていました。コリコリして脂がのっていて美味しい。
「サワラの炙り」
「寒ブリの腹身」は、トロの部分で脂が非常にのっていました。
少し寝かせて熟成させているので、甘味も感じます。
「大トロ」
「アジ」は、小葱と卸生姜を添えていました。
「シマアジ」は高級魚です。
「ヤイトガツオの炙り」も脂がのっていました。
「真鯛の握り」は、ネタも大きく小腹が空いている時に良いです。
皆さんが頼むので手が抜けない一品です。
これに合わせたのは、「白岳水割」です。
クセがないのでどの魚介類にも合います。
【ささみのゆかり干し】(580円)
ササミの筋を取り除き、酒を表面に塗り、軽く塩をして「ゆかり」をまぶし、2日間干します。
レモンが添えてあるので、お好みで。
普通のササミとは歯ごたえが全く違い、旨味が凝縮しています。
お酒のつまみにぴったりです。
これに合わせたのは、「白岳ソーダ割り」です。
ゆかりはいわゆる紫蘇で、その酸味とソーダがぴったりです。
【ひとくち和牛すき】(900円)
グツグツの鍋で出てきます。
佐賀牛のバラ肉で、ゴボウ、インゲン、コンニャクを巻き、見た目は八幡巻のような感じです。
それを、すき焼き風の味付けで2、30分煮て出てきます。
和牛で巻いたものを溶いた卵黄にくぐらせて食べるので、一口ですき焼きを味わうという料理です。
豆腐も入っています。
バラ肉を使うというのは、店主の試行錯誤の結果生まれたアイデアです。
しかも、長時間煮ているのに、肉は全然固くなく、むしろ口の中でとろけます。
甘めのタレなので、お酒がすすむ一品です。
これに合わせたのは、「白岳お湯割り」です。
濃い甘めのタレとの相性は抜群です。
いかがですか?
どの料理も手を抜かず美味しくてリーズナブルなので、大人気のお店です。
「白岳」は、グラス400円、ソーダ割だとプラス50円です。
ちなみに、ソーダ割のグラスは大きかったです。
ボトルキープもあります。
来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。
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