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白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 3月12日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日も、福岡のお店で見つけてきた、米焼酎とのペアリングを紹介しますよ。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?

今週は、「牛タン焼専門店 ヨコマサ」です。

「牛タン焼専門店 ヨコマサ」



福岡市中央区大名1丁目8-33 大名エイトビル2階
092-401-1123
11:00 - 14:00 (L.O. 14:00) / 17:00 - 23:00 (L.O. 22:30)
※現在は、時短営業中 11:00 - 15:00 (L.O. 15:00) / 16:00 - 21:00 (L.O. 20:30)
定休日 月曜日(祝日の場合、翌日)
https://yokomasa.com/


大名に、2020年6月2日にオープンしたばかりの牛タンの専門店です。
お店は、ビルの2階にあり、木目を基調とした店内は、落ち着いた雰囲気。
店主の横田さんは、牛タンの本場、仙台の老舗「司」で6年間修業。
修業時代、アメリカの支店にも行きました。
さあ、どんな料理と合わせたのでしょうか?


店主の横田さんにお話をお伺いしました。

牛タン焼専門店 「司」と全く同じ仕込みで
仙台での修業時代に培った技術を全てつぎ込んで料理しています。
仙台直伝の厳選牛タンは、最高級のオーストラリア産を使用。
舌先は使わず、上質でやわらかい部分のみを、3日間、味をつけて熟成させることで、旨味を増します。
また、火力の強い岩手県産のナラ炭でスピーディに焼くことで、外はサクッと、中はモチッとした焼き具合になります。

メニューは、牛タンだけで10種類以上あり、その他に、仙台名物の「三角油揚げ」(500円)、「仙台笹かまぼこ」(330円)、「ずんだアイス」(420円)などもあり、サイドメニューなども「司」と同じなので、福岡にいながら、本場仙台の味が楽しめます。

人気メニュー(価格は、税別)

【牛タン焼】(2044円、1.5倍2850円)

この店の看板メニューです。
1.5倍で6枚となります。
定食やお弁当もあり、こちらに付いてくる御飯は、「こがし麦飯」です。
「こがし麦飯」も、「司」で出しているものです。
「こがし麦飯」とは、焙煎麦を使ったもので、香りが引き立ち 栄養価も高くなるそうです。

【タン辛み】(510円)
牛タンのさがりの部分をスープと一緒に5時間ボイル。
細かくほぐして辛味噌と和えたものです。


それでは、米焼酎とのペアリングをご紹介しましょう。


【牛タン焼】(2044円、1.5倍2850円)

ちょっと厚切りされていて、食べ応えがありますが、
きれいに隠し包丁が入っていて、食べやすいです。
高温で一気に焼き上げるので、周りがカリッとして、中はふわっ。
歯ごたえもあり、脂もすごくのっています。
ここの牛タンは、付け合わせに、「刻み山葵」、「野沢菜」、「青唐辛子の南蛮漬け」があります。
「刻み山葵」や「青唐辛子の南蛮漬け」のピリッとした辛さと一緒に食べるのも良いし、
付け合わせを別で食べて口直しにも、アテにすることもできます。
定食の場合、牛タンや付け合わせでお酒を飲み、
締めに御飯とスープを頂くという人もいるそうです。

これに合わせたのは、「白岳ソーダ割」です。
付け合わせの辛さや、牛タンの脂をスッと流してくれます。


【タン辛み】(510円)

小鉢で出てきましたが、見た目には牛タンだと分かりません。
ところが、噛めば噛むほど牛タンの味がしてきます。
牛タンの甘味、旨味を感じて、後から味噌の辛さが追いかけてくる感じです。

これに合わせたのは、「白岳水割り」です。
牛タンの脂や辛さをさらりと流します。
こちらは味噌を使っているので、ソーダ割のようにガツンとしないのがポイントです。


いかがですか?

ガッツリ飲んで食べてもよし、ちょっと飲んで締めに御飯でもよし、
様々な使い方ができるお店です。
お店で仙台気分を味わってください。
ちなみに、「白岳」は、グラス430円です。

来週も、福岡で見つけた米焼酎とペアリングした一品を紹介していきます。
お楽しみに。