FM 福岡 FUKUOKA

白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 2月12日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今週は、「おうち焼肉で一杯」です!!



お話をお伺いしたのは、大東園の徐(そう)さんです。

大東園



福岡市博多区上川端1-1-1
092-282-0055
http://www.daitoen.com/

櫛田神社のすぐ近くにある、できて50年になる有名焼肉店です。
九州産を中心に半頭買いし、様々な部位が揃い、ステーキなども食べられます。
単に焼肉だけではなく、焼肉に合う韓国料理であるスープ、麺なども豊富です。

ということで今日は、お家で簡単にできるチヂミの作り方を聞きました。

チヂミとは
小麦粉などと具材を混ぜて薄く焼いた韓国料理です。
同じようなものに、「ピンデトッ」、「パジョン」などもありますが、どれも「ジョン」という韓国の料理技法を使ったものになります。
「ジョン」は、「炒める」と「揚げる」の中間のような感じで油をたっぷり使う料理法です。
ちなみに、「ピンデトッ」は緑豆の粉を使ったもので、「パジョン」は「パ(葱)をジョンという技法で料理した」という意味になります。
実は、この「チヂミ」という言葉は国家料理として統一されていないので、韓国で「チヂミ」を注文しても、日本人が想像するものと違う事があります。

チヂミの作り方
チヂミ粉など、市販されている粉を使うと簡単です。
粉を水で溶き、具材と混ぜ合わせます。
たっぷりの油を入れたフライパンにタネを薄くのばし、最初は強火で、焼き色が入ったら、中火・弱火でじっくりと火を通していき、両面を焼きます。

チヂミ作りのポイント
使う油は胡麻油だけを使うとクドくなるので、あっさりしたサラダ油などと混ぜて使うと良いです。
また、パンケーキのように厚みを出すと、焼き加減が難しいです。
作り方はシンプルなのですが、具材によって火の通り方が違います。
最初は、様々な食材を混ぜるのではなく、1種類の具材から始めると良いです。
分かりやすいのは、ニラだけで作るもの、他に、千切りしたニンジンだけで作ったり、千切りした生のジャガイモだけで作っても良いです。
キムチや葱は、意外に難しいそうです。
何度も作ることで、火加減が分かっていくので、ドンドン経験を積んでください。
たっぷりの油を使うので、チヂミを返す時に、油が跳ねるので注意してください。
慣れてない場合は、一度フライパンからチヂミを別皿に取り上げ、ひっくり返してから、そっとフライパンに戻すと、油が跳ねずに済みます。

いかがですか?

大東園では、おうちで焼肉ができるよう、肉の盛り合わせのテイクアウトもしています。
例えば、
【2名様盛り】(490g 5600円税別)
タン、ロース、ハラミ、一本カルビ
【赤身盛り】(570g 5200円税別)
トンビ、モモ薄切り、ブリスケ
この他、全部で5種類の盛り合わせがあり、どれも通常の10%引きです。
もちろん、肉の単品、一品メニューもあります。
これを持ち帰れば、「おうち焼肉で一杯」がすぐにできます。
詳しくは、大東園の公式サイトをご覧ください。

さて、チヂミに合う、白岳のシリーズ、そして、飲み方は・・・
「白岳KAORU」のソーダ割。
https://www.hakutake.co.jp/KAORU/
「白岳KAORU」は、高橋酒造が「香る酒プロジェクト」で生み出した新米焼酎で、三次仕込みにより、より繊細で贅沢な米焼酎に仕上げています。
吟醸酵母を使い、フルーティな香りと味わいで、すっきりとした飲み口です。
そして、紙パックなので、家飲みにも便利です。
ロック、ハイボール、お湯割りと様々な飲み方ができますが、今日は、ソーダ割にします。

<ソーダ割のポイント>
基本の割合は、米焼酎1に対し、ソーダ3です。
もちろん、グラスが冷えているのは重要です。
氷に当たらないように炭酸を注ぐと、気泡が飛びません。
マドラーで混ぜるのも、1回で良いです。混ぜるほど、炭酸は抜けていきます。
最初は薄めに作り、徐々に濃いめにしていくことで、悪酔いを防ぎます。

華やか香りと炭酸のキレで、チヂミの油とコクをすっきりさせてくれます。


来週も、おうちで米焼酎とペアリングして欲しい一品を紹介します。
お楽しみに。