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白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 1月29日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今週は、「おうち焼肉で一杯」です!!



お話をお伺いしたのは、大東園の徐(そう)さんです。

大東園



福岡市博多区上川端1-1-1
092-282-0055
http://www.daitoen.com/

櫛田神社のすぐ近くにある、できて50年になる有名焼肉店です。
九州産を中心に半頭買いし、様々な部位が揃い、ステーキなども食べられます。
単に焼肉だけではなく、焼肉に合う韓国料理であるスープ、麺なども豊富です。

お家で焼肉をする時の、肉の買い方、焼き方について、プロのアドバイスをもらってきました。

肉の色について
肉はカットすると酸化が始まり、20分ほどで色鮮やかになります。
このことを、ブルーミングといいます。
その後、徐々に黒ずみが始まっていきます。
管理の仕方にもよりますが、長く持たせることもできます。
また、最初の段階で空気に触れなかった場合、ブルーミングしない肉になってしまいます。
これは色が悪いので、質が悪いと思われがちですが、味は落ちません。

良い肉の選び方
本当は、触ったり、匂いを嗅ぐなど、五感で確かめるのが一番ですが、なかなかそうはいきません。
そこで、肉を買う時に写真を撮っておくことをおススメします。
そして、自分にあった肉だったら保存しておいて、肉を買うたびに見比べるのです。

お家で焼肉をする時の部位の構成例(40代夫婦の中学生くらいのお子様がいる場合)
ツラミ : 塩焼きで一杯やってほしいです
ロース : 家族全員で楽しめる部位です
ブリスケ
もも : 内、外などを揃える
ホルモン系 : 味噌ダレを絡めて焼いてください

肉を焼くときのポイント
冷凍肉は、必ず冷蔵庫で温度を下げてから使ってください。
冷蔵の肉の場合は、ドリップに注意してください。肉が痩せます。
肉が冷たいままだと、箸で持った時にピンと張っているのですぐに分かります。
冷たいまま焼くと、鉄板が冷やされ、焼くのに時間がかかり、ドリップが始まります。
ドリップすると、また鉄板が冷やされるので、悪影響です。
焼くと反る肉は、筋が残っています。
反ってしまうと、均一に焼けなくなるので、注意してください。
焼いている時に、白い泡がプクプクと出てきているのは、良くないです。
また、あまり返しすぎるのも良くないです。鉄板の温度が下がります。
理想は1回、多くて2回ほどにしてください。
慣れると、肉の表面を見ただけで、裏の焼け具合も分かるようになります。

いかがですか?

大東園では、おうちで焼肉ができるよう、肉の盛り合わせのテイクアウトもしています。
例えば、
【2名様盛り】(490g 5600円税別)
タン、ロース、ハラミ、一本カルビ
【赤身盛り】(570g 5200円税別)
トンビ、モモ薄切り、ブリスケ
この他、全部で5種類の盛り合わせがあり、どれも通常の10%引きです。
もちろん、肉の単品、一品メニューもあります。
これを持ち帰れば、「おうち焼肉で一杯」がすぐにできます。
詳しくは、大東園の公式サイトをご覧ください。

これに合う、白岳のシリーズ、そして、飲み方は・・・
白岳しろ、もしくは、金しろのソーダ割。



ソーダ割のポイント
基本の割合は、米焼酎1に対し、ソーダ3です。
もちろん、グラスが冷えているのは重要です。
氷に当たらないように炭酸を注ぐと、気泡が飛びません。
マドラーで混ぜるのも、1回で良いです。混ぜるほど、炭酸は抜けていきます。
最初は薄めに作り、徐々に濃いめにしていくことで、悪酔いを防ぎます。


来週も、「おうち焼肉で一杯」で、米焼酎とペアリングして欲しい一品を紹介します。
お楽しみに。