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白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 1月22日

食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」

米焼酎は、究極の食中酒。
つまり、どんな食べ物とも相性が良いというわけです。
このコーナーでは、米焼酎と食べ物を合わせる、
つまり、ペアリングを追求していきます。
今日は、お家で気軽に割烹の雰囲気を楽しみながら米焼酎と合わせられる一品をご紹介します。

家飲みのコツ
一点豪華主義で、味変できるものを用意する。
家で飲む時に、品数を揃えるのは大変です。
そこで、1つ贅沢な一品を購入して、ちょっと手を加えることで味に変化を出し、飽きさせない工夫をします

今回用意したのは、創業明治41年、宮津・天橋立にある竹中缶詰のオイルサーディン

その年に生まれた新鮮な小ぶりの金樽真イワシを、伝統の技術で油づけ。
一つ一つ手作りで、オリーブオイルではなく、綿実油を使っているのがポイントです。
だから、傷がついてなくて、ピカピカしたイワシで、油もあっさりしてイワシの味がしっかりします。
ちょっとこだわった缶詰を販売しているお店なら置いています。
謎のアジア人が大好きなオイルサーディンです。

これに様々なもの加えて味変していきます。

1品目は、缶詰内の油を半分ほど捨て、醤油を垂らして七味、葱を加えて加熱します。
すると、イワシの香りが立ち、ちょっとピリ辛でお酒のつまみにぴったり。
この時使う七味は、ハウス食品の「香り七味」
山椒の香りもあり、ミルがついているので、いつでもひきたてで味わえます。
こってりが好きな人は、マヨネーズを加えても良いでしょう。

2品目は、「トリオ・ザ・イワシ・ピッツァ」
ピザ生地の代わりに「タタミイワシ」を使います。
アルミホイルの上にタタミイワシを置き、その上にピザソースをかけます。
オイルサーディンをのせ、トマトのザク切りかスライスを重ねます。
さらにピザチーズを散らし、しらすをトッピング。
イワシの3段重ねです。
これをオーブンで焼いて、できあがり。
イタリアンな感じになり、お腹にもたまる一品です。


これらに合わせるのは、米焼酎「白岳しろ」のロックです。

ロックで飲む時のポイントをいくつか紹介しましょう。
まず、グラスは冷やしていくこと。
氷は多めに入れます。
焼酎は、コーヒードリップのように細長く糸のような感じで、氷に当てるように注いでいきます。そうすることで、アルコールと水の分子が馴染んでいきます。
仕上げにマドラーを使い、氷をグラスの縁に沿わせながら回すのですが、その回数がポイント。
7、8回です。マニアな方は6.5回だそうです。
すると、キリッと冷えて、氷も適度の溶け、焼酎とミックスされ、マイルドになります。
外は寒いですが、熱々の一品とロックの組み合わせは良いものです。

また、やっぱり温かい「白岳しろ」を飲みたい方におススメしたいのが、直燗。
地元で飲まれている方法で、米焼酎をそのまま温めます。
すると、アルコール度数が、2、3度下がって、丸くなります。


来週も、家飲みにぴったりな米焼酎とペアリングする一品を紹介していきます。
お楽しみに。