2020年11月1日放送
「ベスト電器Presents Best Music Best Sports!!」
この番組は、「スポーツ」「アスリート」そして「e-Sports」に「Music」という
4つのキーワードを通じて、日曜日の夜、明日からの活力、元気をお届けしています!!
■Dig In The Sports■
毎週、福岡にゆかりのあるアスリートを通じ、その人となりはもちろん、
その競技を掘り下げて知ろう!!という、このコーナー、
今週は、2012年のロンドンオリンピックに出場し、2007年から2015年までの
9年間、全日本ウエイトリフティング選手権105キロ超級9連覇を果たし、
今現在も、105キロ超級の日本記録保持者でもある太田和臣(おおた かずおみ)さんにお話を伺いました。
太田さんとウエイトリフティングとの出会いは高校1年生の時でした。
元々、子供の頃からやっていた柔道をしようと柔道部のある高校に進学した太田さん。
しかし、柔道部の顧問だった先生が異動で別の学校に移っていたそうなんです。
そこで、どうしようかなぁ…と迷っていた太田さんに「こっちで重量挙げしなよ!」と声をかけてきたのが、
柔道部の隣でしていたウエイトリフティング部の先輩達だったそうなんです。
そこでやってみるか…と入部した太田さんですが、最初に挙げられた重量は60kg程度で、
まぁ、ちょっと強いかな?位のレベルだったんだそうです。
部活の練習時間は柔道部の半分くらいしかなく、これは気楽だなぁ…なんて思っていたそうですが、
実際に練習が始まってみると、ひたすら重量を挙げたり下げたりを繰り返す練習で、
その強度の強さから、そもそもそれくらいの時間しか出来ない事が判明。
1年生の頃は、朝起きられない位の筋肉痛になるため、毎朝、お母さまに学校まで送って貰うような毎日だったそうなんです。
そんな生活の中、高校2年生の時に出場したインターハイでスナッチ(一気に頭の上までバーベルを持ち上げる競技)で、全国11位になり、
そこからよりハマったいったという太田さん。その魅力は、自分が強くなったことが記録として一目瞭然に分かること。なんだそうです。
そんな太田さんは大学生の頃から10年程、日本代表として世界を相手に戦ってきましたが、
その中でも忘れられない大会は、2008年の北京オリンピックへの出場権をかけた大会で
最後の1本を挙げればオリンピック出場が決まる!!という、その1本を落としてしまい、
オリンピック出場権を逃してしまった事。そこで太田さんは、最後の一瞬まで気を抜いては駄目なんだ…と改めて気付かされた大会でした。と仰っていました。
その悔しさをばねに、2012年のロンドンオリンピックに出場した太田さん。
オリンピックに出場出来た事が嬉しすぎました!!と仰っていましたが、
やはり、オリンピックは他の大きな大会などとも全く違うものだそうで、
現地はお祭り騒ぎ、太田さん曰く、マイナーなウエイトリフティングでも3000人もの観客を前にして
競技を行うことが出来、選手がバーベルを挙げる度に、会場が揺れるような感覚は格別でした。と仰っていました。
今は現役を引退し、2校目となる赴任先、宗像市立光陵高等学校で体育教諭を務めている太田さん。
赴任後、ウエイトリフティング部も創設し、これから部員を増やし、さらにはウエイトリフティングを広めよう!!と日々指導していらっしゃいます。
「身体の大きさは関係ない、階級スポーツなので、少しでも興味がある方、まずはチャレンジしてみませんか?」と仰っていましたよ!!
皆さんも是非一度、スポーツジムなどでウエイトリフティングを体験してみてはいかがですか?
■Next Generations■
未来に羽ばたく「次世代アスリート」にスポットを当てるコーナー「Next Generations」。
スポーツの楽しみ方って、プレイしたり、応援したりと色んな手段がありますが、
気になった選手の成長を見続ける楽しみをリスナーの皆さんと一緒に共有して、
応援しよう!!というコーナーです。
毎月毎、福岡県内の様々な学校にお邪魔して、
期待の次世代アスリートの生の声をお届けしています!!
次世代アスリートを1か月に渡ってご紹介していきます。
さぁ、11月になりました。今月は、『誠(まこと)をもって祐(たす)く』、
「人間が生まれながらにして持っている真心や真面目さを基に、互いに助け合い、共に育っていこう」という意味が込められた2つの漢字が
学校の名前になっている、久留米市の「祐誠高等学校」から、次世代アスリートを1か月に渡ってご紹介します。
今日登場した「Next Generation」は、祐誠高等学校 3年生
自転車競技部 元 副キャプテンの金田舞夏(かねだ まいか)さんでした。
元々、お父様が趣味で「自転車ロードレース」に出場していたそうで、4歳の金田さんに「レースに出場してみない?」と誘ったそうなんです。
そこで、補助輪付きの自転車でレースに出場した金田さんは、その楽しさにゾッコン。
そこから、ロードレースにマウンテンバイクのレースと、ありとあらゆる自転車のレースに出場してきた金田さん。
そんな自転車漬けの毎日の中で出会ったのが、トラック競技でした。
高校に進学してもトラック競技を続けたいなぁ…と考えていた金田さん。
当時住んでいた神奈川県には女子の自転車競技部が無く、どうしようかなぁ…と悩んでいた時、
金田さんに自転車の魅力を教えたお父様が、たまたま福岡県に転勤になることが決定。
福岡県には、全国的にも強い「祐誠高等学校」がある!!と、即、お父様と一緒に福岡県に行くことを決めたんだそうです。
何でも、本物の競輪場を使って練習できる環境を持った高校は少ないそうで、
本当に望んだ通りの練習環境を手に入れることが出来ました!!と金田さん。
その想いの通り、1年生の時には「全国選抜500mタイムトライアル」で優勝、日本一に輝くと、
今年は、全日本選手権、2種目で優勝するなど、年代別ではトップクラスの成績を収めているんです。
今後は、日本競輪選手養成所に進学し、2024年のパリオリンピック、2028年のロサンゼルスオリンピックに出場したいです!!と仰っていましたよ!!
これからの金田選手の活躍が楽しみですね!!
もちろん、今後の祐誠高等学校 自転車競技部の活躍が届きましたら、番組でもご紹介しますね。
■ベススタ情報!!■
皆さん、博多の森球技場の名前が今年の3月から「ベスト電器スタジアム」、
通称「ベススタ」となっているのをご存知ですか?
このコーナーでは、その「ベススタ」で開催される催しをご紹介しています。
まずは前節、先週の日曜日、3週間ぶりにホーム「ベススタ」で開催された
「ジェフユナイテッド千葉」戦。この試合は、引き分けで連勝記録が止まった直後の試合…
ということで、今後を占う大切な一戦でしたが…MF松本泰志(たいし)選手が
やってくれました!!前半10分、サロモンソン選手からの折り返しを受けた松本選手が、
丁寧に左足を合わせてゴール!!! この松本選手、J初ゴールとなった1点を守り切り、
この試合もウノゼロ1対0で勝利し、2位、徳島ヴォルティスとの勝ち点差も
3に広がっています!!
そして今日は、遠藤保仁(えんどう やすひと)選手が加入して以来無敗を続ける
「ジュビロ磐田」とのアウェイ戦。シーズン中盤の山場といっても過言ではない大切な一戦
でしたが、どんな結果になったのでしょうか?この番組は収録番組なので、
今節の試合結果をお伝え出来ないのが残念ですが、J1昇格目指して1戦1戦勝ち点を
積み重ねていってほしいですね!!
さぁ、今、ベススタで開催されるホームゲームの前売りチケットが順次販売中です。
今発売中なのは、8日(日)お昼2時キックオフの「松本山雅FC」戦。
そして11日(水)夜7時キックオフの「FC琉球」戦です。
また、入場制限およそ1万名や、座席のスペースを空けての運用など、
これまでとは違う形でのチケット販売スケジュールとなっています。
またファンクラブ先行販売などもありますので、
詳細など、まずはアビスパ福岡のホームページをご覧くださいね。
さらに今日はお待ちかねのイベント情報もありますよー!!
いよいよ「2020 全国高校サッカー選手権福岡大会」の準決勝、決勝が
ベススタで開催されますよー。準決勝は来週、8日(日)に、そして決勝は
再来週、15日の(日)。全国大会への切符をかけた熱い戦いがおこなわれますので、
是非そちらも注目してくださいね!!
■今週のe-Sports情報■
このコーナーは、TV-Q九州放送で、毎週金曜日の夜9時54分から放送している
テレビ番組「ベストでeスポ eスポーツへの道!」と連動して、
福岡県内のe-sports情報をご紹介していきます。
今週の「ベストでeスポ」は、、、「ぷよぷよトーナメントBブロック1回戦 後半」
と題し、ベスト電器杯オンラインeスポーツ大会『ぷよぷよトーナメント』で、
熊本と佐賀の大学生によるハイレベルな真剣勝負が繰り広げられます!
次の試合に進むのは果たしてどちらか!?
ナビゲーター・実況は「かごしま太郎」さんです。
「Best Music Best Sports!!」と共に、TV-Q九州放送の
「ベストでeスポ eスポーツへの道!」も是非お楽しみくださいね!!
■オンエア楽曲■
M1 The Way It Is / Donovan Frankenreiter
M2 パプリカ / Foorin
M3 それが大事 / 大事MANブラザーズバンド
M4 Shower / Baby G
M5 Stars / tacica
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