FM 福岡 FUKUOKA

2020年7月26日放送

「ベスト電器Presents Best Music Best Sports!!

この番組は、「スポーツ」「アスリート」そしてe-SportsMusicという

4つのキーワードを通じて、日曜日の夜、明日からの活力、元気をお届けしています!!

 ■Dig In The Sports■ 

毎週、福岡にゆかりのあるアスリートを通じ、その人となりはもちろん、

その競技を掘り下げて知ろう!!という、このコーナー、
今週は、パラスポーツの世界を引っ張ってきた現役のベテラン選手。
車いす陸上、そして車いすマラソンで、北京、ロンドン、リオデジャネイロと
3大会連続でパラリンピックに出場し、来年開催予定の東京パラリンピックも目指す
 洞ノ上浩太(ほきのうえ こうた)選手にお話を伺いました。
 

「洞ノ上浩太選手」のプロフィールはコチラ

https://team.yahoo.co.jp/athletes/hokinoue.html

 

25歳の時に、バイク事故で入院した洞ノ上さんは、今後、車いす生活になると

お医者さんから伝えられ、目標が持てない日々を過ごしていたそうなんです。

そんな中、入院の際に同室で仲良くなった方から

「今度、車いすマラソンに出場するので、是非観に来てよ!!」との誘いを受け、

生まれて初めて車いすマラソンを目の前で観戦したところ、

そのスピード感、迫力に目を奪われ、自分も車いすマラソンにチャレンジしたい!!

と強く思ったんだそうです。

 

そこから、車いす陸上に取り組むようになった洞ノ上さん、

実は、競技用の車いすって、真っ直ぐ走らせる事すら困難な乗り物だそうで、

初めて乗った際は、目の前の電柱まで行って帰ってくることすら難しかったんだそうです。

 

そんなはじまりだったものの、車いす陸上、車いすマラソンの世界に目標を見出した洞ノ上さんは、

目の前の小さな目標をクリアし続ける事で、気が付けばパラリンピックに出場する

選手になったんだそうです。

 

今では、3大会連続パラリンピック出場、そして車いすマラソンの日本記録保持者でも

ある洞ノ上さんが仰るには、「車いすマラソン」という名称ですが、

実際には、相手の車いすの後ろについて空気抵抗を減らし、体力を温存したり、

42.195キロの距離を、なんと原付バイクの法定速度と同じ、およそ30キロの

スピードで駆け抜けるなど、自転車レースに近いスポーツなんだそうです。

なので、車いすに乗っている子供達には「車いすマラソン」というよりも

「車いすレース」と伝えることで、興味を持ってほしいと仰っていましたよ。

また、後輩たちに車いすマラソンに取り組む姿をみせることで、

夢や目標を持ち、近づけるように努力する姿を伝えていきたい、そして

感謝の気持ちを持つことが大切という事を伝えていきたいです!!

と仰っていました。

 

今は車いすマラソンの普及活動として、チームを作り4人で活動している洞ノ上さん。

まだまだ指導者が少なく、手探りで始めないといけない状況を変えていけるように

取り組んでいらっしゃるんだそうです。

 

3日坊主でも良いので、まずは何か目標を持ち、そこに向かって一歩でも

進んで行くことが大切。なので、まずはその一歩、前に進めるように

日々を過ごしていきましょう!!とメッセージを送ってくれた洞ノ上さん。

皆さんも機会があれば、是非車いすマラソンに触れてみて下さいね!!

福岡市では「福岡マラソン」で、そして大分では世界最大の車いすマラソンの大会

「大分国際車いすマラソン」を注目してくださいね!!

 

 

■Next Generations■

未来に羽ばたく「次世代アスリート」にスポットを当てるコーナー「Next Generations」。

スポーツの楽しみ方って、プレイしたり、応援したりと色んな手段がありますが、

気になった選手の成長を見続ける楽しみをリスナーの皆さんと一緒に共有して、

応援しよう!!というコーナーです。

毎月毎、福岡県内の様々な学校にお邪魔して、

期待の次世代アスリートの生の声をお届けしています!!


さぁ、7月は、

「信仰無上(しんこうむじょう)」「深慮勤勉(しんりょきんべん)」

「自主協同(じしゅきょうどう)」が教育理念の高等学校、

福岡市博多にある「精華女子高等学校」に通う

次世代アスリートを1か月に渡ってご紹介していきます。

 


今週登場してくれた「Next Generation」は

バスケットボール部 部長 3年生 中園陽菜乃(なかぞの ひなの)選手でした。

 

小学1年生の時に、友達に誘われバスケットボールを始めたという中園さん。

最初は、チームスポーツの良さが分からず、嫌々やっていたそうですが、

徐々に、チームプレーの楽しさや、チームで戦うやりがいを感じるようになり

のめり込むようになり、中学生の時には全国2位に輝いたんだそうです。

 

精華女子高等学校に入学してからは、1年生の時から試合に出場する中、

インターハイやウインターカップではいずれもベスト8だったので、

中学生の時に立った、決勝戦の「センターコート」で試合をするのが目標なんだそうですよ!!

 
今、令和2年度福岡県高等学校バスケットボール選手権大会ブロック予選 兼
ウインターカップ2020 73回全国高等学校バスケットボール選手権大会の
福岡県予選が開催中。精華女子高等学校も順調に地区予選を
勝ち上がっている最中です。今後、さらなる活躍の情報が届きましたら
番組でもご紹介させて頂きますね。

 

 

ベススタ情報!!■

皆さん、博多の森球技場の名前が今年の3月から「ベスト電器スタジアム」、

通称「ベススタ」となっているのをご存知ですか?
さぁ、前節、ここまで、リーグ最多得点の14点を記録していた「徳島ヴォルティス」を
相手に、75日の放送で登場してくれたDFの上島拓巳選手がやってくれました!!
後半5分、右コーナーキックからニアサイドで合わせた上島選手のヘディングシュートが決まり、
そのまま10で勝利!!ゴールを決めた上島選手ですが、
このゴールが、プロ初ゴール!!本当におめでとうございます!!
 
そして、昨日、ホームスタジアムの「ベススタ」でおこなわれたファジアーノ岡山戦は
昨年、大怪我をして戦列を離れていた石津大介選手がやってくれました!!
前半40分、右からのクロスを胸でトラップ、そして左足を振りぬきシュート!!
この復活弾を守り抜いたアビスパ福岡、3試合連続のいわゆる「ウーノ・ゼロ」、1対0で勝利しました!!
 
このままの調子で、昇格圏内2位以内に入ってきてほしいですね!!
 
 
さぁ、今、ベススタで開催されるホームゲームの前売りチケットが販売中です。 
 今発売中なのは、今週の水曜日、29日(水)夜7時からキックオフの「愛媛FC」戦の
  1試合となっています。
 入場制限5000名や、座席のスペースを空けての運用など、これまでとは違う形での
チケット販売スケジュールですし、ファンクラブ先行販売などもあります。
詳細など、まずはアビスパ福岡のホームページをご覧くださいね。
 
 また、8月に予定されているホームゲームは、8()の「ヴァンフォーレ甲府」戦、
 12()「東京ヴェルディ」戦、 19()は「水戸ホーリーホック」戦、
 そして29()の「アルビレックス新潟」戦です。
 
 いずれの試合も夜7時からのキックオフとなっています。
 チケットの販売スケジュールが発表され次第、番組でもご紹介しますので

 お楽しみに。

 

 

オンエア楽曲

M1  Is It You ? / Lee Ritenour  

M2  タマシイレボリューション  /  Superfly  

M3   Turning Up   /  嵐   

M4  努努 -ゆめゆめ-  / ONE OK ROCK  

M5  光あれ    /  フジファブリック