番組紹介

放送時間: (土) 11:30-11:55
出演者:

こはまもとこ(FM福岡)
香月千鶴(FM福岡)
ちん(ラジゴン水・木担当)

提供:サウンドピュアディオ

毎週多彩なゲスト(ミュージシャン/映画監督/俳優/文化人 etc.)を迎えて、音楽トークを中心に展開する25分番組。「音」を「楽しむ」と書く「音楽」をゲストと一緒に紐解くことで、より深く、広く、音を楽しむことができるハズ。そんな音楽にまつわる私たちの知的好奇心を刺激する番組です。
メールのあて先は、 oto@fmfukuoka.jp まで。

SOUND PUREDIO presents 音解 これからの放送予定

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5月27日 藤原道山
6月 3日 藤原道山
6月10日 androp
6月17日 skoop on somebody

☆この後も続々注目のアーティストが登場。これからもどうぞご期待くださいね!

5月20日のゲストは #藤原道山 さんです。

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(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)

毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手は香月千鶴です。

今回お迎えしたゲストは尺八奏者、藤原道山さん。

10歳より尺八を始め、人間国宝 故初代 山本邦山さんに師事。以降現在に至るまで数々の受賞歴と演奏歴を重ねて古来の伝統を継承しつつ、一方で日本国内のみならず海外でもオーケストラやポップス、ジャズとのコラボレーションなど尺八の可能性を大きく広げる演奏活動を続ける藤原道山さん。

にこやかにスタジオに入って、爽やかに「自分は海派」などと海から受けるインスピレーションのお話などしている様は今の男性そのものなんですが、全体からは凛とした風情を感じるのはやはり背負っている伝統と傍らにある尺八のせいでしょうか。

番組ではまずその尺八について、今回、道山さん自らマイクの前で実演していただきながら解説。意外と知らないその構造や秘密などについて教えていただきました。

みなさんは尺八についてどれくらいご存知でしょうか。

楽器の中でも最もシンプルな楽器の一つ尺八。
竹の中でも真竹の根っこの部分だけを使って作られるそうです。つまり竹1本から1つだけしかできないんですね。とても贅沢。

その竹から切り出した竹筒は、穴が開いているだけの吹口に、前に4つ、後ろに1つの穴があるだけ。
たったそれだけでフルートと同じオクターブと、豊かな音色を響かせるのは本当に不思議です。

その秘密は「息と指と首」。

息でオクターブと音色をコントロール。
指で穴を微妙に調整することで音階を。
首で横にふってビブラートを、縦に振ると音の高さを表現します。

尺八奏者の方は首を振っているイメージがありますけど、『首振り八年』というようにまた重要な技法だったんですねえ。

シンプルな構造の楽器をいくつもの演奏者の磨き上げられた技術、技巧で一体となって鳴らすことで、あの情感あふれる音色と演奏が作り上げられるのですね。

そんな尺八の魅力を存分に味わうことができる道山さん自らピックアップした一曲はKOBUDO -古武道-の「百花繚乱」。

この華麗で雅な楽曲の原点は、道三さん自身の平安神宮での公演。満開のしだれ桜の下で演奏した美しい想い出が元になったそうです。

かつて谷崎潤一郎も「細雪」の中でその美しさを讃えた平安神宮のしだれ桜。風がそよぎ、そのたびに雪のように舞う桜吹雪の中でたおやかに響く尺八の音色。

道山さんはその美しさに感銘を受けて帰りの新幹線の中で慌てて楽曲として書き上げたそうです。

さらにこの楽曲は、長唄の代表的な一曲「元禄花見踊」を一旦解体して再構築したというもの。

元禄時代の花見風景、その風俗と気分を華やかな総踊の形で表した「元禄花見踊」を、現代の道山さん自身の美しい花の中での公演の風景の記憶に重ね合わせた、技巧と遊び心溢れる美しい曲となっていますね。

その解説を受けて改めて聞けば目の前で元禄と平成の美しい桜の風景が重って、思わずため息が出るようです。

スタジオでも実感したのですが、目の前で実際に聞く尺八はCDなどで聞く音色とはまた違う迫力にあふれています。ぜひ目の前で観て聞いて欲しいと思います。

そんな尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ、藤原道山×SINSKEのコンサートも間もなく。

藤原道山×SINSKE 「四季 -春夏秋冬-」

2017年07月07日(金)
開場:昼13:30 夜18:30/開演:昼14:00 夜19:00
お問い合わせ:ヨランダオフィス・チケットセンター(10時?18時)
TEL 0570-033-337
ヨランダオフィスWEB(外部リンク)

「四季折々にちなんだ作品も披露したいと思っています。ぜひ生でその音に接して欲しい」

と、道三さんも気合十分のよう。楽しみですね。

藤原道山オフィシャルサイト (外部リンク)


来週6月3日も、ひきつづき藤原道山さんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

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(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内(無料)とプレミアム会員の方が聞くことができます)

毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手はこはまもとこです。

今日のゲストは先週に引き続き小曽根真さん。

先週は深く濃密にその音世界を紐解いていただきましたが、今週は一転、はんなりと京都弁のご挨拶からスタート。相変わらずサービス精神たっぷりの小曽根さんです。

この日は、ドライビングミュージックとしてセレクトしていただいたご自身の「クリスタル・ラブ」と共に、社会人になって初めて買った自家用車で自分の音楽を聞きながら日がな一日ドライブしていた思い出や、ジャズシンガー、ピアニストとしても著名なダイアナ・クラールとの交友に、歌手としてデビューするかもしれなかった(?)驚きのエピソードまで楽しいお話がいっぱい。

そんなお話もやがて、やっぱりゲイリー・バートンさんのお話になっていきます。

実は引退の話を最初に聞いたのは人づてだったという驚きのお話。

スコットランド生まれのテナー奏者トミー・スミスさんから、ゲイリーさんが次の小曽根さんとのライブを最後に引退するという話を聞いたのです。

その瞬間、あまりの動揺に「ああ」としか声が出せなかった小曽根さん。

小曽根さんにはゲイリーさんの引退への強い決意を確信したそう。その複雑な胸中は察するにあまりありますね。

日本を本当に好きなゲイリー・バートンさんのためにも、今回のツアーはなんとしてでも最後を飾るにふさわしい幸せな思い出にしなくては。小曽根さんは柔らかい口調で強くそんな決意を伝えてくれました。

ヴィブラフォン。
簡単に言えば鉄琴の一種ですが、鍵盤打楽器であるヴィブラフォンをゲイリー・バートンさんが叩くと音が湯気のように立ち上るようで、歌うように音色を出せる人はゲイリー・バートン以外にいないといいます

小曽根さんはそんなゲイリー・バートンさんから「楽器を歌わせる方法」を教えてもらった、まさに師ともいえる人。

そしてゲイリーさんを通して小曽根さんが学んだ「音楽」とは何か。

そんなことをお話してくれる小曽根さんのおだやかで理路整然とした口調とは裏腹に、その表情や声には様々な思いが溢れ出るようで、本当にゲイリー・バートンさんと小曽根真という人の深い深い愛情と敬意で育まれた強い関係性を伺わせてくれるようでした。

そんなお話を聞かせてくれた後に小曽根さん自身がピックアップしてくれたのは、小曽根真&ゲイリー・バートンで「FOR HEAVEN'S SAKE」。

ビリー・ホリデイの代表曲でもあるこのスタンダードナンバーは、ゲイリー・バートンさんのヴィブラフォンをメインに演奏されています。

鳥肌がザワッと立つようなその音色。
小曽根さんのお話の後で聞くその演奏は、まさしくゲイリー・バートンが「息をして歌っている」と誰しも思うことでしょう。

そしてこの曲を受けて、最後に小曽根さんが語ってくれた、ゲイリー・バートンさん自身がゲイであることを小曽根さんにカミングアウトしたその瞬間のエピソード。

なにひとつ飾ること無く、その時の心情を訥々と語る小曽根さんに、またまたお二人の固い友情を感じ心を掴まれるようでした。

そして、いよいよ近づいてきたゲイリー・バートンと小曽根真のライブをぜひ見たいと思いました。


皆さんはいかがでしたか?
聴き逃した人はぜひタイムフリーで。

ゲイリー・バートンさんとの3年ぶりにしてファイナルとなる今回のツアー。
歴史の1ページをみなさんもぜひ目撃してくださいね。

小曽根真&ゲイリー・バートン Tour 2017, Final

6月2日(金)19:00 福岡シンフォニーホール
詳しくは...
小曽根真 Makoto Ozone Official Website (外部リンク)

2週に渡ってお届けしました小曽根真さんをお迎えしての「音解」。
私達にとっても実に濃密で楽しい時間となりました。小曽根真さん、ありがとうございました。

来週5月27日は、藤原道山さんを迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

5月13日のゲストは 小曽根真 さんです。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手はこはまもとこです。

今日のゲストは小曽根真さん。

83年にアメリカでピアニストとしてアルバム『OZONE』にて全世界デビュー、以来ジャズの世界で第一線を走り続ける一方、近年はオーケストラとの競演やポップフィールドでの客演などジャンルを軽々と横断しながら世界を舞台に活躍し続けています。

スタジオにお迎えした小曽根さんは始終笑顔で、こちらも思わず笑顔に。
そして、渋く通る声で時に優しく、時にユーモアをたっぷり交えて語られる自身のお話や音楽の解説などはもうそれ自体が音楽のよう。

すっかりこちらが堪能させていただきました。

なんといっても、小曽根真さんの最新のトピックは今月、東京を皮切りにスタートするツアー「小曽根真&ゲイリー・バートン Tour 2017, Final」です。

ジャズ界の巨匠と称えられるゲイリー・バートン。

バークリー音楽院の学生だった小曽根真の才能を、いち早く見出し、米国でのキャリアを後押しした師でもあり、30年にわたり共演を重ねてきた珠玉のデュオとしてのパートナーでもあります。

そんなゲイリー・バートンさんとの3年ぶりのツアーは なんと今回がファイナル。

70歳を超えて、ゲイリーさんは演奏活動の第一線から退く意志を示しており、長い音楽人生に終止符を打つこととなりました。まさに今回がこの珠玉のデュオを見ることができる最後の機会。

今回のツアーでは二人が共演した3枚のアルバムから特に1枚目のアルバムからのナンバーも披露してくれるそう。まさに総決算にふさわしい貴重な一夜となりそうです。見逃すわけにはいけませんね。

小曽根真&ゲイリー・バートン Tour 2017, Final

6月2日(金)19:00 福岡シンフォニーホール
詳しくは...
小曽根真 Makoto Ozone Official Website (外部リンク)

番組ではそんなゲイリー・バートンさんとの出会いから意外なエピソードなどもたくさん披露していただきました。

そして、さらにその音世界を紐解くべく、小曽根さん自身がピックアップしてくれた1曲はもちろん小曽根真&ゲイリー・バートンで「イタルパーク」。

ゲイリー・バートンさんとの30年間の様々な思い出が詰め込まれたアルバム「タイム・スレッド」からのこの曲。

「イタルパーク」は、アルゼンチンにあった古い遊園地の名前ですが、ここでかつてゲイリー・バートンさんとツアーメンバーで童心に帰って楽しんだ素敵な思い出があって、その思い出の数々を曲にしよう思ったのがきっかけ。

そして、「遊園地」という永遠に循環する夢のような世界であり、一方で、無人の夜に見せるちょっと怖い世界。そんな永遠に続くダークファンタジーのような魅惑的な世界を描いているのだそうです。

確かに遊園地はメリーゴーラウンド、コーヒーカップ、ジェットコースターと「回る」世界でもありますね。思わずハッとするようなお話を始め、この一曲に込められたテーマや裏話もたくさんお話してくれました。

そんなお話はぜひ詳しくはタイムフリーでお聞きくださいね。

番組では、その他にも楽しいお話がたっぷり。
その人をひきつけてやまない小曽根さんの人としての魅力と、次々に披露される意外で楽しいお話にすっかり魅了されました。

まだまだ小曽根さんの引き出しからは色んなお話が出てきそうですよ。

来週5月20日も引き続き小曽根真さんを迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手もちん。です。

今日のゲストは先週に引き続き、NakamuraEmiさん。71B8zlIl7tL._SL1500_


先週は3月8日に1年2ヶ月ぶりリリースされた2nd Album 「NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4」を中心にその世界をちょっとだけ覗かせていただきました。

ことNakamuraさんの場合、音楽について語ることはそのまま自分自身について、あるいは生活や思い、環境について語ることとイコール。そんな音楽ですから、お話をするにつれ自然と胸襟を開くっていうんでしょうか、距離がグッと近づくような不思議だけどとても楽しい空間になりますね。

Nakamuraさんの音楽を好きになる人は、Nakamuraさん自身が好きな人。それくらい音楽が本人そのものなんだと思います。

今回はさらに深くNakamuraさんを知るべく、音楽活動を初めて以来ずっとNakamuraさんの音楽面を支えるギタリストでプロデューサーのカワムラヒロシさんにも加わって頂きました

対バン(別のバンド)で初めて出会った印象を「言葉をボールみたいに当てられる、そんなシンガーとして最初から凄いと思った」と語るカワムラさん。

一方、Nakamuraさんは「自分ひとりだとどうしても『四畳半っぽく』なっちゃうんですけど、その原曲をアレンジして完全に生まれ変わらせてくれる人」と全幅の信頼を寄せています。

今の「NakamuraEmi」は、Nakamuraさんとカワムラさん、そして支えてくれる多くの仲間を全部含んだひとつのファミリーでもあるような。そんな関係なのかもしれませんね。

さらにNakamuraさんの音楽人生に多大な影響を受けたアーティストとして挙げた「ライムスター」は、カワムラさんもお気に入り。

ふたりとも別のアプローチながら、Hip-Hopからの影響が強い現在のNakamuraEmiの音楽の秘密を、意外なエピソードと共に知ることができました。

そして、せっかくだから、ということで今回のアルバムの中から、カワムラさんと共作したしっとりとしたナンバー「ボブ・ディラン」を生演奏してくれました!

目の前で見る小さなライブは息を呑むくらい贅沢な時間。素晴らしいですよ。
ぜひ、radikoタイムフリーで聞いてみてください!

NakamuraEmiさんのライブはいつも本当に「声の力」と伝えたい想いの強さに心が震えます。
そんなNakamuraさんのライブももうすぐです。

NakamuraEmi NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4 Release Tour 2017

2017.5.26 Fri@DRUM Be-1
Open 18:30 / Start 19:00
問)キョードー西日本 092-714-0159
NakamuraEmi公式サイト (外部リンク)


今回のライブは福岡では初のバンド編成、カワムラヒロシさんはもちろん、久留米出身の豊福勝幸さんも加わってNakamuraEmiの初めての魅力を体感できるライブになりそうです。

Nakamuraさんも今回のライブは「バンドで表現できるわけなので、(アルバムの)音を生き物としてお客さんに渡せる初めての場所」にしたいと強い意欲をお話してくれました。

本当に今回のライブは楽しみ。

そんなわけで、2週に渡ってお送りした今回のゲスト。
キュートなNakamuraさんとカワムラさんの楽しいおしゃべりで、時間を忘れるほど本当に楽しいスタジオとなりました。またまたファンになってしまいましたね。

NakamuraEmiさん、カワムラヒロシさん、ありがとうございました。

 

来週5月13日は小曽根真さんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

4月29日のゲストは NakamuraEmiさんです。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手はちん。です。

今日のゲストはNakamuraEmiさん。

自身のドキュメンタリーのような、時に痛みを伴うやるせなさを、時に強く生きつづける希望を、時に女性としての人生の讃歌や愛を、Hip-Hopに強い影響を受けたオリジナリティ溢れる歌とサウンドに乗せて、多くの女性を中心に共感を集めている中村さん。

いつもちっちゃくてキュートな中村さんのどこからそんなパワフルな表現が溢れ出るのかとても不思議です。

今回は3月8日に1年2ヶ月ぶりリリースされた2nd Album 「NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4」を中心に2週に渡ってその音世界を徹底的に紐解いていきたいと思います。

ちなみにちょっとトリオっぽくなっちゃっていますけど写真の中71B8zlIl7tL._SL1500_央がNakamuraさん、向かって左がNakamuraさんの音楽に欠かすことのできないギタリストでサウンドプロデューサーのカワムラヒロシさん。ついでに右がちん。です。

写真の通りお互い少し緊張しながらも、楽しくて心地の良いスタジオでした。

いつもまっすぐこちらの目をしっかり捉えつつも、時々じっと考えて、誠実に自分の思うことを誤り無く伝えたいという気持ちがヒシヒシ伝わるNakamuraさんの姿は、音楽のイメージとあまりにも一緒で感銘を受けるほどでした。

前作はメジャーデビュー盤でしたがそれから1年2ヶ月。「NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4」は「デビューしてからの激動の1年間の体験、新しい出会い、そして自分自身が感じたことや自分自身の変化を曲にして書き続けた結果、自然とそれらから受けた光やパワー、宝物がテーマとして浮かび上がってきた」んだそうです。

「光」ってとてもシンプルで印象深い言葉です。
前作「NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST」のザラリとした感触とはまた違う、パーッと外に向けて開かれて柔らかな表現は、デビュー以降の怒涛の日々と自分の居場所を見つけた喜びに溢れているよう。 そして、内に向けたメッセージから外へ向けてのメッセージへと大きな変化もあちこちに見受けられます。

そんなアルバムからNakamuraさん自身がピックアップして解説してくれた1曲は、このアルバムのラストを飾る「メジャーデビュー」。

「ノラ・ジョーンズのようなそばで奏でているような「近さ」を意図した」という今回のアルバムの中では、ひときわ力強く、リアルで生々しいナンバー。

タイトル通りメジャーデビューすることへのある種の不安や恐怖、そして自分の音楽を受け入れともに戦う仲間を得たことの喜びが余すこと無く描かれたまさにNakamuraEmiの真骨頂のような歌です。そしてライブではすでにおなじみの人気曲でもありますね。

その「リアル」を大切に、音量を上げてよーく聞くと面白いように分かるのですが ほぼ一発撮りでレコーディングされた息遣いまで届くようなリアルなサウンド。

そして関わった人々全員がレコーディングに参加し、実際に地面を踏む音、手拍子を打つ音、サビを全員で歌う声。聞けば聞くほど実に色んな音が、色んな声が聞こえてきます

メジャーデビューで一人の戦いではなくなった今のNakamuraEmiと仲間たちを聞いて欲しい。そんな想いを番組では話してくれました。

そして、なによりもその真ん中をかきわけて、前に前にと歩んでくる姿が見えるようなNakamuraさんの力強い歌と、強い決意に溢れたメッセージが素晴らしいですね。

ぜひそんな所も頭に入れて聞いてみてくださいね。

そんなところで今週は時間切れ。

福岡でのライブも間もなく。今回はバンド編成ということで期待も高まります。
引き続き、今度はそんなライブや、さらにディープにルーツなども辿ってみようかと思います。 サウンドの要カワムラヒロシさんにもちょっとだけでも登場してもらいたいんですけども?

NakamuraEmi NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4 ?Release Tour 2017?

2017.5.26 Fri@DRUM Be-1
Open 18:30 / Start 19:00
問)キョードー西日本 092-714-0159
NakamuraEmi公式サイト (外部リンク)

 

来週5月6日も引き続きNakamuraEmiさんを迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

satoukazuya

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今週お迎えしたゲストは日本の伝統楽器である「篠笛」を今の時代に新鮮に鳴らし続ける若き篠笛奏者、佐藤和哉さんです。

スタジオに篠笛を携えて和装姿でさっそうと現れた佐藤さん。
その凛とした立ち姿や、さりげない所作の美しさにまずはホレボレ。一方で優しい笑顔で友人たちとのドライブの思い出を楽しそうに語って周囲を和ませている姿は至って普通の楽しいお兄さん。音楽の魅力そのままにそんな両面を持ち合わせた魅力的な方です。

番組の冒頭、早速、生演奏で披露してくれた楽曲は皆さんおなじみのゆずの「雨のち晴レルヤ」の一節。 佐藤さんも作曲者としてクレジットされていますが、実は元々佐藤さんの楽曲をモチーフにしたものです。ゆずのお二人も伝統的な音と現代的な感覚が同居する佐藤さんの音世界を絶賛だそう。

素朴なのに情感豊かで奥深い美しさに溢れた篠笛の音色に魅了されてしまいます。

fueutaiそんな佐藤さん、昨年9月に発売されたアルバム『フエウタイ』でメジャーデビューしました。

今までは自分自身を孤独な状態において自分自身と向き合って音を突き詰めてきたスタイルを、今回のアルバムではむしろ逆に「自分と人との関係の中で生まれる思いを大切にしてつくりました」と語る佐藤さん。

そんな日常生活の延長からにじみ出る美しさや愛おしさに溢れた楽曲の数々。

そんな中に唐津市出身で佐藤さんの篠笛の原点でもある「からつ曳山囃子」も含まれています。まさに佐藤さんの原点から現在までのすべてが収められているよう。

結果、開放的で飾らない風通しの良い1枚ができあがりました。

番組では伝統楽器である篠笛についても解説してくれましたが、とてもシンプルな構造のその楽器で表現されるそれぞれの楽曲は、非常に情感豊かで繊細な美しさに溢れていています。楽器としての篠笛の可能性を感じさせてくれる1枚でもあります。


そんな佐藤さんの音世界を深く紐解くべく、自らピックアップしてくれた1曲は昨年5月に発売されたファーストアルバム「ふうちそう」に収録された「さくら色のワルツ」。

朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」主題歌の「雨のち晴レルヤ」の原曲がこの曲なんですね。

佐藤さんの名前を一躍世に広めた一曲でもあると同時に、佐藤さんの作曲者としての転機となった曲でもあります。

というのも、この曲のメインは篠笛ではなくトランペット。
意外なほどに柔らかなトランペットの旋律が印象的ですが、その柔らかな音色に魅入られて吉田さんが篠笛以外の楽器のために作った初めての曲なんだそう。

ドイツでレッスンを重ねていた時期に、遠く離れた日本への思いが募ってたった15分で一気に書き上げた曲。

この曲はその時に頭に浮かんだのは2つの情景。
「桜の並木道をこれから入学する笑顔の親子、子供の不安と期待」そして「散っていく桜、卒業式の別れ」。2つの情景を1つの曲の中で描きたいと思ったんだそう。

この曲では華やかなトランペットで出会いのワクワク感、高揚感を、篠笛で情感豊かに別れの切なさを表現しているんだそう。それを知った上でこの曲を聞くと、今まで以上に日本的な情緒たっぷりで奥深い風景が立体的に浮かびあがるようでちょっと感動的です。

そして、奥深い音楽はぜひ目の前で聴いてみたいものですね。
ニューアルバム「フエウタイ」を携えて、来週4月29日(土)にご自身の故郷である佐賀県唐津市でコンサートが開かれます。

「唐津大使就任記念&デビューアルバム『フエウタイ』発売記念『故郷ただいま』コンサート」

4月29日(土)唐津市民会館
【開場】13時00分【開演】13時30分
詳しくは公式サイトでご確認ください。篠笛奏者 佐藤和哉 - Kazuya Sato (外部リンク)

今回は地元での記念すべきコンサートということもあり、ゲストに佐藤さんのアルバムのサウンドプロデューサーでもあるピアニストのKOHIKIさんと、ゴスペラーズ「永久に」の作曲者としても知られるピアニストの妹尾武さんを迎えてお届けするスペシャルなコンサート。

「生で聞く和楽器の魅力は格別ですよ」と佐藤さんもコンサートを楽しみにしているようです。


今日は佐藤和哉さんの音世界はもちろん、普段馴染みのない篠笛の魅力についてもたくさん知ることができました。

そして佐藤さんの篠笛にかける熱い思いとその飾らない人柄のおかげで、始終笑顔の絶えないスタジオになりましたね。佐藤さん、ありがとうございました。


来週4月29日はNakamuraEmiさんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

4月15日のゲストは三浦大知さんです。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。今週のお相手は香月千鶴です。

今週お迎えしたゲストは三浦大知さん。

デビューしてから20年、天性の歌声とリズム感、圧倒的なパフォーマンスで世代を超えて多くの人を魅了し続けるエンターテイナー。

30代に突入する節目の年に発売される1年半ぶりの6thアルバム、ただいま発売中の『HIT』を中心に、その音世界の紐解いて頂きました。

一見シンプルなそのタイトルですが、

「自分の中で『HIT』する音楽を素直に詰めて皆さんに『HIT』すればいいな」という想いと、アルバム最後の曲「Hang In There」の頭文字でもあるそう。

「踏ん張るんだ!」というような励まし以上に強く背中を押す意味があって、今回の「みんなの背中を推したり希望を与えるようなアルバムでありたい、という想い」が象徴されたタイトルでもあるんですね。

タイトル一つにもいろんな想いがこもっていることがよくわかります。

スタジオでの三浦さんは始終笑顔でこちらにも気を使わせないリラックスした雰囲気なんですけど、こんなふうにどんな質問にもスッと的確で理路整然とした答えが帰ってきます。

folderでデビューしたのがわずか9歳。まだ20代のフレッシュさや人懐こさと、この道20年の豊かな経験や気配りが同居している唯一無二の存在だなと、改めて思う瞬間がたくさんありましたよ。

そんな三浦さんがアルバムの中からピックアップした1曲は「Rise Up feat.SOIL&"PIMP"SESSIONS」。今回はこの曲についてじっくり、たっぷり、しっかりと三浦さん自身が解説してくれました。

アルバムの中でもとりわけあがるサンバ調のナンバー。
なんといっても、SOIL&"PIMP"SESSIONSとのコラボが注目です。

打ち込みのイメージが強い三浦さんとはちょっと意外な組み合わせですが、実は以前からファンだった三浦さんからの熱烈なオファーで実現したそう。

生音でダンサブルな音楽を望む三浦さんと、三浦大知とのコラボならではの音楽にしたいというSOIL&"PIMP"SESSIONSがガッチリ正面から組み合った結果が「サンバ」、ちょうどリオ五輪の前だったことも大きかったそうですよ。

さらに楽曲のこだわりポイントも解説。

いつものレコーディングと全く異なる初めての生音でのサウンドもぜひ聞いて欲しいですし、「リズムで聞かせるメロディ」と表現してくれた畳み掛けるような言葉で聞かせるメロディも初挑戦。

最後の最後はブラジルから日本に帰ってきた、というイメージ。
さて、どの部分かはぜひ聞いてみて確かめてくださいね。きっと「ああ!」と納得するはず。


番組ではさらに危なそうな岩場でのダンスにビックリの「Darkest Before Dawn」での裏話や、圧倒的なパフォーマンスで魅せるライブの秘密など意外だったり楽しいお話をたくさん聞かせてくれました。

そんなライブの魅力がぎっしり詰まったニューライブDVD/Blu-ray「DAICHI MIURA LIVE TOUR (RE)PLAY FINAL at 国立代々木競技場第一体育館」も「HIT」と同時発売です。

チケットが1分でソールドアウトした伝説のライブ。コチラもお見逃しなく。

くわしくはDAICHI MIURA(三浦 大知) OFFICIAL WEBSITE (外部リンク)で。

というわけで、三浦大知さんの音世界について自らの言葉でたっぷり紐解いてくれた濃密な25分間。ご自身もとっても楽しんでくれたようで、あまり聞けないスペシャルなお話もたくさん聞かせてくれました。

残念ながらまだの方は、ぜひradikoのタイムフリーで聞いてくださいね。

三浦大知さん、ありがとうございました。


来週4月22日は佐藤和哉さんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに。

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毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていくプログラム「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。

今回も先週に引き続きゴスペラーズから北山陽一さん、安岡優さんのお二人をお迎えしてさらにディープにゴスペラーズの音世界を紐解きます。

今回は前回以上に熱く音楽のお話をしていただきました。

まずは先週に引き続き、3/22に発売された待望のニューアルバム「Soul Renaissance」について

今回メンバー同士のいろんな組み合わせでの共作が4作収録されています。
そんな共同作業はどうやって行われているのか、裏側のその行程までじっくりお話してくれました。

技術的にはもちろん、なんといっても結成20数年なればこそのチームワーク、阿吽の呼吸があればこそ。なんですね。

さらに今回は三代目J Soul BrothersやSMAP,MISIAはじめとした楽曲提供や自らもシンガーソングライターとして活躍する森大輔さんを迎えて、ゴスペラーズに影響を受けたと言う若い世代からの刺激もまた今回のアルバムがこれまで以上にフレッシュなものにしてくれたそう。

本当に興味深いお話が続々。今回のアルバムがまた特別な理由もわかったような気がします。

そしてゴスペラーズのそんな思いと情熱がこもったアルバム「Soul Renaissance」を携えてのライブ。本当に楽しみになりますね。

「予想以上に喋ります、予想以上に踊ります、予想以上に歌います」
だそうですよ。

ゴスペラーズ坂ツアー2017 "Soul Renaissance"

07/23(日) 福岡サンパレスホテル&ホール

6/24(土)鹿児島市民文化ホール
6/25(日)宮崎市民文化ホール
7/22(土)長崎ブリックホール

詳しくは、ゴスペラーズ オフィシャルサイト (外部リンク)でご確認を。

今回はさらに深く深く。

お二人のルーツ・ミュージックからゴスペラーズの原点を紐解いてみました。
 
ご自身でピックアップしたルーツ・ミュージックは、シャネルズの「ランナウェイ」。

今も第一線で活躍する鈴木雅之さんをリーダーに結成されたシャネルズ(ラッツ&スター)。

メンバーそれぞれの子供の頃の憧れの存在であるのはもちろん、デビューするきっかけを作ってくれたのがシャネルズの佐藤善雄さん。まさに本当に育ての親みたいな存在でもあるんですね。

永遠の名曲とともにまさにゴスペラーズのルーツを知ることができました。

さらに今回「Hide and Seek feat. RHYMESTER」でコラボしたRHYMESTERとのデビューに関わる意外な関係も!

音楽の原点から、いろんな人との出会いが自分たちを成長させてくれそして今の音楽につながる。
最後に現在までのゴスペラーズの歩みも知ることができたような気がしました。


さて、2週に渡ってお迎えした最初のゲスト、ゴスペラーズ。

ここには書ききれないほど、お二人の口からゴスペラーズとその音世界について深くお話を聞くことができました。

溢れんばかりの音楽への情熱とゴスペラーズへの愛情。
スタジオでそんな想いを熱く語りつつも、いつもリスナーや私達へのサービス精神やユーモアを忘れない、お二人のそんな姿を前にしてちょっと感激してしまいました。

 

ニューアルバム「Soul Renaissance」はもちろんこれからゴスペラーズの音楽を聞くのがより楽しくなるような音世界を紐解くことができたような気がします。

北山さん、安岡さん、ありがとうございました。


次回は4月15日 三浦大知さんをお迎えしてお送りします。どうぞお楽しみに!

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今日から始まりました「SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)」 。
毎回、素敵なゲストをお迎えして、その音世界を紐解いていきます。
今週のお相手は、こはまもとこです。どうぞよろしくおねがいします。

 
さて記念すべき最初のゲストはゴスペラーズから北山陽一さん、安岡優さんのお二人。

安岡さんセレクトのドライビングミュージックの紹介や楽しいお話で、スタジオは終始なごやかな雰囲気でした。

そして、今回の話題の中心はなんといってもオリジナル・アルバムとしては2年半ぶり、3/22に発売された待望のニューアルバム「Soul Renaissance」について

20数年を経て、今だからわかるチームワークで制作されたアルバムは、「今だからこそ」の気持ちがいっぱい詰まった素敵なアルバムです。

デビューした当時、90年代の頃のソウルに感じたトキメキ感をアップデートして今のリスナーに届けたい。お二人には今回のアルバムについてのそんな思いや、ゴスペラーズならではのハーモニーの秘密などについてもたっぷりお話ししていただきました。

さらにそのアルバムの中から、お二人こだわりの1曲をピックアップ。
今回は北山さん、黒沢さん、安岡さんで共作した「サイレントブルー」にスポットライトを当てて、お二人自ら背景やこだわりのポイント、聞き所などについてもじっくりと解説してもらいました。

1つの楽曲での共作の作業の仕方や、フレーズごとのコード、歌い方、歌詞に背景までファンならずとも聞き逃せないお話でしたね。

さて、このアルバムを携えてのツアーも間もなく。楽しみです。

ゴスペラーズ坂ツアー2017 "Soul Renaissance"

07/23(日) 福岡サンパレスホテル&ホール

6/24(土)鹿児島市民文化ホール
6/25(日)宮崎市民文化ホール
7/22(土)長崎ブリックホール

詳しくは、ゴスペラーズ オフィシャルサイト (外部リンク)でご確認を。


お二人の楽しくてアツーいお話で「Soul Renaissance」とゴスペラーズの魅力について深く知ることができた今週。

次週もひきつづきお二人をお迎えして、さらにゴスペラーズの音の世界を深く紐解いて行きます。
どうぞお楽しみに!