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高密度AIと高速コンピューティングアプリケーションの課題に対応するデータセンターソリューションを発表
シュナイダーエレクトリック株式会社
シュナイダーエレクトリック
※本リリースは6月11日にフランス・パリにて発表されたプレスリリースの抄訳です。
シュナイダーエレクトリック、高密度AIおよび高速コンピューティングアプリケーションの課題に対応する新しいデータセンターソリューションを発表
・革新的なプレハブ型データセンターアーキテクチャが、高密度コンピューティングクラスター向けの重要なITインフラを提供
・新しいラックPDUおよびラックシステムは、サイズと重量の増加に対応し、ダイレクト・トゥ・チップ液冷を搭載
・NVIDIA MGXアーキテクチャをサポートするOpen Compute Project(OCP)インスパイア型ラックシステムを発表
エネルギーマネジメントとオートメーションのデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは本日、次世代AIクラスターアーキテクチャの厳しい要求に対応するために設計された新しいデータセンターソリューションを発表しました。同社はEcoStruxure™ Data Center Solutionsポートフォリオを進化させ、液冷、高出力バスダクト、高密度NetShelterラックを統合したプレハブ型モジュラーEcoStruxure Pod Data Centerソリューションを公開しました。また、EcoStruxure Rack Solutionsは、HPCおよびAIデータセンターの迅速な展開を支援する詳細なラック構成とフレームワークを提供します。これらの新製品は、世界中で提供開始されました。
AIクラスターの導入が進む中、ラックの電力密度は1MWを超えると予測されています。シュナイダーエレクトリックの新しいソリューションは、ポッドおよびラック設計、電力供給、熱管理における新たな課題に対応する、統合されたデータ検証済みで容易に拡張可能な(データセンター内の)IT機器を設置するスペース向けのソリューションを提供します。「AIクラスターに必要な電力密度は、従来のデータセンターアーキテクチャでは対応しきれないボトルネックを生み出しています」と、シュナイダーエレクトリックのEcoStruxure IT担当シニアバイスプレジデント、Himamshu Prasadは述べています。「当社の次世代EcoStruxureソリューションは、NVIDIAの技術をサポートし、極端な熱負荷や動的な電力プロファイルに対応しながら、迅速な展開、スケーリングを予測可能にし、効率的かつ持続可能な運用を実現します。」
新製品の概要
・プレハブ型モジュラーEcoStruxure Pod Data Center:
拡張性のあるポッドアーキテクチャにより、1MW以上の高密度ラックの大規模展開が可能
液冷、電力バスダクト、複雑な配線、ホットアイル封じ込め、InRowおよびリアドア熱交換器冷却アーキテクチャをサポート
事前設計・組立済みで迅速な導入が可能
・EcoStruxure ラックソリューション
EIA、ORV3、NVIDIA MGXのモジュラーデザイン標準に対応
Motivairによるラック内液冷、拡張されたラックおよび電力分配製品を搭載
○NetShelter SX Advanced Enclosure:より高く、奥行きを備えた強固なラックで、重量・配線・インフラの増加に対応。AIサーバーと液冷システムの安全な輸送を保証
○NetShelter Rack PDU Advanced:AIサーバーの高電流ニーズに対応。垂直・水平モデルで回路数を増加し、EcoStruxure ITとの統合を強化
○NetShelter Open Architecture:このオープンコンピュートプロジェクト(OCP)にインスパイアされたラックアーキテクチャは、受注生産のソリューションとして利用でき、オープンラック規格、電源シェルフ、ラック内バスバーが含まれています。その一環として、NVIDIA MGXアーキテクチャをラック設計に利用したNVIDIA GB200 NVL72システムをサポートする新しいシュナイダーエレクトリックラックシステムも開発され、シュナイダーエレクトリックは初めてNVIDIAのHGXおよびMGXエコシステムに統合されました。
「シュナイダーエレクトリックの革新的なソリューションは、AIの取り組みを加速するために必要な信頼性と拡張性を提供します」と、NVIDIAのデータセンターエンジニアリング担当バイスプレジデント、Vladimir Troy氏は述べています。「私たちは協力して、キロワットからメガワット規模のラックに至るまで、AI ファクトリーの急速に高まる需要に対応し、拡張性、高密度、効率性を最大化する将来を見据えたソリューションを提供していきます。」
この新しいソリューションと一連のデータセンターのリファレンスデザインは、データセンターのオペレーターとシュナイダーエレクトリックのパートナーエコシステムに、強力なAIクラスターをより迅速かつ確実に展開するために必要なインフラストラクチャと情報を提供するとともに、以下のような一般的な導入の課題に対処します。
・AIワークロードのための信頼性の高い電源と冷却
・導入の複雑さとリスク
・市場投入までのスピードとサプライチェーンのレジリエンス
・高度なインフラストラクチャの管理におけるスキルギャップ
これらの強化されたEcoStruxure製品は、シュナイダーエレクトリックの完全に統合されたエンドツーエンドのAIインフラストラクチャソリューションの堅牢なラインに追加され、高度なハードウェア、インテリジェントソフトウェア、データセンター向けのEcoCare™やEcoConsultなどのサービス、主要なITプレーヤーとの戦略的な業界パートナーシップにまで及びます。シュナイダーエレクトリックは、効率的でレジリエンスがあり、拡張性を有する、AIに最適化されたデータセンターを構築するための最適なパートナーです。
関連リソース
・エグゼクティブブリーフ:AIインフラストラクチャの最適化:液体冷却の重要な役割
・ホワイトペーパー:データセンターにおける210の直接液体冷却システムの課題
・データセンター・リファレンス・デザイン 109
Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックのパーパスは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、進歩と持続可能性を同時に実現することによってインパクトをもたらすことです。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちのミッションは、持続可能性と効率性のための信頼のおけるパートナーとなることです。
私たちは、電化、自動化、デジタル化における世界トップクラスの専門知識を、スマート化された製造業、レジリエントなインフラ、未来仕様のデータセンター、インテリジェントなビル、直観的なホームオートメーションに提供する、グローバルな産業テクノロジーのリーダーです。深い専門知識を基盤に、つながる製品、オートメーション、ソフトウェア、サービスにより、エンドツーエンドのライフサイクル全体で統合された、AI対応の産業用IoTソリューションを提供し、デジタルツインの実現によってお客様の利益と成長を支援します。
私たちは、150,000人の従業員と 100万を超えるパートナーというエコシステムを持つ、人を中心に考える企業として、100か国以上で事業を展開し、お客様やステークホルダーと緊密な関係を築いています。すべての人々にサステナブルな未来を、という意義深いパーパスの下、あらゆる活動においてダイバーシティとインクルージョンを大切にします。
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プレスリリースPDF
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107749/202506170662/_prw_PR1fl_IYjTd3bc.pdf
プレスリリースURL
https://kyodonewsprwire.jp/release/202506170662
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