匠の蔵~words of meister~の放送

高野屋[長崎] 匠:代表取締役 高野昌明さん
2004年08月21日(土)オンエア
 ぼらの卵を一週間以上塩漬けにして、それから水の中で余計な塩分を抜き、重しをかけて整形したものを天日に干して作り上げる「カラスミ」。全ての工程には20日ほどかかるという。ぼらの卵の大きさは一つひとつ違うため機械化もできない。そんな昔から伝わる製法で丁寧に作られるから、カラスミはおいしいのだ。 「昔のままの伝統を守っていくのが、カラスミじゃないかと思うんですよ。日本文化が曲り角に来てますので、守り続けたいという信念はありますね」と、300年以上続くカラスミ一筋の老舗「高野屋」の店主、高野昌明さん。昔ながらの製法を守り続けているから、多くのファンを持つ高野屋のカラスミ。今後も日本全国の人々を魅了するに違いない。

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