匠の蔵~words of meister~の放送

よだれ三尺[福岡] 匠:古澤広さん
2004年09月25日(土)オンエア
 郷土料理は日本全国にある。その土地、その土地で育まれた食材を使い、気候風土に合わせた調理法で長年、家庭をはじめとして食べ続けられている料理ではないだろうか。 博多の郷土料理の店「よだれ三尺」のご主人、古澤広さんは「郷土料理だから、自然じゃない物は入っていないのが本当。年齢などに合わせて、味の濃淡を加減するのが理想なんですよ。結局はおばあちゃんの味ですよ。おばあちゃんの味というは、家の子供に食べさせる味。それは相手の体のことを考えた、思いやりの味なんです」と、郷土料理への思いを教えてくれた。料理の決め手は愛情や思いやりとよく言われるが、郷土料理にはそれが詰まっているから、ずっと食べられているのだ。

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