昭和の面影を残す豊後高田市。その象徴が「駄菓子屋の夢博物館」だ。古い倉庫とその敷地内には懐かしのオート三輪「ミゼット」なども飾られ、ワクワク度がアップしていく。博物館の出入り口には駄菓子屋が。思わず大人買いしたくなる衝動を抑えつつ、館内へと足を進める。 まず出迎えてくれたのは「鉄人28号」。ブルーに光る体がカッコイイ。お約束通り行け! 鉄人ッって、正太郎くんばりに叫びたくなるんだなぁ〜。さらに奥の展示スペースへ行くと「鉄腕アトム」などのキャラクターモノ、メンコなどがガラスケースに並ぶ。知らないキャラクターでも、懐かしく感じるから人間の記憶というか感覚は不思議なものだ。また、雑誌やレコード、映画ポスターなど、時代の世相や風俗を感じられるモノも多く、意外な発見もある。館長の小宮裕宣さんは「ガムの包み紙自体には価値がないけど、デザインや匂いなどからいろんな思い出が甦ってくる」という。アナタも大切な思い出もここで探してください。
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