匠の蔵~words of meister~の放送

食事処 えびす[宮崎] 匠:山下京子さん
2005年03月19日(土)オンエア
もともと、ここ油津は、漁港=漁師の町ということで、新鮮な生の魚に定評があった。この新鮮な魚をすり身にして、うどん状にした「魚うどん」こそ、ここえびすの名物だ。食べてみると魚の臭みが全くなく、あっさりして実に美味しい。 実は、山下さんが最も苦心したのは、この「魚の臭みをなくす」ことだった。山下さんいわく、魚が苦手な人は、この匂いがダメなことが多い。しかし、この栄養があり、かつ低カロリーでヘルシーな魚うどんをたくさんの人に食べてもらいたい、という思いから、試行錯誤を重ねて現在の形にたどり着いた。ポイントは、魚が新鮮なうちに加工すること。新鮮な魚が水揚げされる、油津ならではだといえる。山下さんの姪御さんも、魚が全くダメだったのが、この魚うどんは抵抗なく食べられたそうだ。

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