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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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5/5「初宇宙への招待リスト」

NASAのスペースシャトルは、1981年から30年に渡って延べ800人以上の宇宙飛行士を乗せてきました。
一般乗客の募集を行っていたわけではありませんが、その一方で、NASAでは、将来スペースシャトルに乗ってもらおうという招待リストが作られていました。

たとえば、天文学者のカール・セーダンや、NASAの強力な支援者でもあるゴールドウォーター上院議員、
『宇宙への旅立ち』を書いた作家ジェームス・ミッチェナーなど。
海洋探検家のジャック・クストーや、テレビ解説者のウォルター・クロンカイト、俳優のロバート・レッドフォードらの名前もあります。
彼らの共通点は、皆NASAの大ファンだということ。

ところが、それとは別の招待客リストもあります。
そこには、プロクシマイヤー上院議員や女優のジェーン・フォンダといった名前。
いずれも名うてのNASA嫌いたちなのです。
そのような人たちにも宇宙旅行をプレゼントしたいというNASA。
ただし、こちらは片道切符の招待客。
もちろん、NASAが洒落でつくったリストです。

いずれにしても、スペースシャトル計画は2011年に終了。
NASA嫌いのVIPたちは宇宙へ片道だけの旅行をせずに済み、胸をほっと撫で下ろしたのです。