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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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7/2放送分 「星の出会いコーディネーター」

7月7日は七夕。織姫と彦星が年に1度の逢瀬を楽しむ日と言われています。
織姫は、こと座のベガ。彦星は、わし座のアルタイル。今年は夜9時ごろから東の空に姿を現し、天の川をはさんで織姫と彦星が出会います。その織姫と彦星を探し、私たちに「2つの星の出会い」の感動を与えてくれる人がいます。日本でも有数の星がきれいに見える町=福岡県八女郡星野村。その星野村の標高400 メートルにある「星の文化館」館長=坂本雅彦さん(37歳)です。

坂本さんは、文化館を訪れた人に星の素晴らしさを伝えようと、殆んど毎日1晩中、満天に輝く星空へ、福岡県で最大の口径65cmの反射望遠鏡を向け、星の観測をされています。宿泊施設に泊まっているお客様には、星がきれいに見えるタイミングに起こしてあげているとのこと。寝るのは、昼間3時間程度の仮眠だけの時も少なくないそうです。
星野村で生まれ育った坂本さんは、高校生の時から星に興味をもつようになり、肉眼で夜空をよく眺めていたそうです。その後、独学で星の勉強をし、星の文化館がオープンした15年前から、文化館に勤務。5年前から、館長として、訪れたお客様に喜んで頂けるように、星との出会いをコーディネートしています。
坂本さんはこのようにおっしゃっています。「・・・・1日として、同じ空はない・・・。一番の喜びは、その日、その時の空と、星との出会いの瞬間・・。そしてその星たちを見て喜ばれたお客様との出会いです・・・・・。」

七夕の日は、星の文化館のミッドナイト七夕観望会で、たくさんの方に、織姫と彦星の美しい出会いを眺めさせてくれます。
銀河にまたたく星のラブストーリー。
遥かなる思いに、あなたも心をときめかせてみませんか?