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★九州世界一ラボ・レポート(16)

【パラミツ博士】
『宮崎県総合農業試験場 亜熱帯作物支場』技師 飯干聡子 博士


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博士の働く「亜熱帯作物支場」の中にある「トロピカルドーム」では、
世界最大の果実としてギネスブックに登録されている「パラミツ」を栽培しているそう。

「ジャックフルーツ」とも呼ばれる「パラミツ」は、長さ40センチ以上、
直径25センチ以上に育つ楕円形のフルーツで、大きいモノでは重さが最大で、
60kg以上にもなるんだって!!

早速!「パラミツ」を見にきましたよ^^


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この「パラミツ」は、大きいモノで5kgほど。
現地では50kgから60kgになるから、約10倍くらいの大きさ!さすが世界一!!
「パラミツ」はインド原産の果実で、現地の人は種の周りの実を食べるそうなんだけど、
バナナとパイナップルを合わせたような味なんだって^^


「亜熱帯作物支場」は、亜熱帯性果樹や高温性カンキツ、亜熱帯性花き・花木と
その研究成果を見せるドームや有用植物園を管理している施設。

温暖な気候を利用して、亜熱帯性の果樹や花木を農業に活かしていくということで
試験をしているそうだよ!

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博士は、花の研究と有用植物園の管理をしていて、
今は耐寒性のある「ジャカランダ」を選抜しているんだって。

この「ジャカランダ」とは、南米原産の紫色のキレイな花を咲かせる木。
これは大きさではなく、象徴という意味で世界三大花木と言われているそう。

葉がつく前に小さな紫色の花をたくさん咲かせるんだけど、
それがとってもキレイなんだって!見てみたいなぁ♪

「ジャカランダ」は、寒さに弱い植物なので、寒さに強いものを博士が選抜。
「亜熱帯作物支場」には今、「ジャカランダ」の木が800本以上あるんだけど、
その中から良さそうな木を選んだり、かけあわせて性質を見ることも博士の仕事なんだって。

「亜熱帯作物支場」では、宮崎の特産品、日向夏の研究も行っているそう!
昔は、すごく酸っぱくて、種も多くて食べにくかった日向夏なんだけど、
研究の成果で、今では種が少なく、より甘く食べやすくなったことに博士もビックリ!

品種改良ではなく、栽培方法を変更。どのような栽培方法に変えたのかというと、
例えば、種を少なくするために蜂に任せて受粉するのではなく、
ひとつひとつ人の手で受粉することで、種をつきにくくしたんだって。

手間がかかる作業だけど、私たちが簡単に美味しく日向夏を食べられるようになったのは
博士たちの研究のおかげなんだね☆


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南国の植物は、普通の草花と違って花の色がキレイで、独特なところが魅力だと話す博士。

博士にとっては、植物たちは「手のかかる子ども」のようなものなんだって^^
思うようにいかない時もあるけど、意思疎通ができたときはやっぱり嬉しいし、
お嫁に出したくないって気持ちになるんだって(笑)それぐらい愛情を注いで育てているんだね♪

葉っぱの色や土の状態など、全体的に見て植物の変化を感じて、
ちょっとした変化でも気付くように、ちゃんと見るようにしているそう。

いろんな角度からちゃんと見ることによって、
植物がこうしてほしいんだなっていうのがわかってくるって、すごいなぁ><


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他の試験場と違って、ここにはトロピカルドームや有用植物園、研究成果を出す場所があるので
ぜひ実際に見て、感じていただきたいと博士はおっしゃっていました!

今「亜熱帯作物支場」では、バニラを試験していて、トロピカルドームに
バニラの展示もしているんだって☆
花や実、そして加工したものを匂いで感じられるそうだよ!


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今日の研修成果は、『夢を持つことは、やっぱり大切だ』です!

南国の植物は、宮崎の夢!と語っていた博士。
日南市を「ジャカランダ」でいっぱいにするという夢、ぜひ叶えてほしいな><
頑張れ、博士♪

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