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★九州世界一ラボ・レポート(14)

【水族館博士】
『沖縄美ら海水族館』名誉館長 内田詮三 博士


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入場者数で日本の水族館の頂点に立つ「沖縄美ら海水族館」!

「沖縄美ら海水族館」の出発点は、1975年に開催された「沖縄国際海洋博覧会」で
日本政府が出展した「海洋生物園」なんだけど、
翌年、その水族館は、博覧会の跡地に整備された公園の施設の一部としてオープン。

2002年に7500トンもの大水槽を設置して、「沖縄美ら海水族館」の名前でリニューアルしたそう。

ここが凄いのは、その大水槽だけじゃなくって、世界最大の魚であるジンベエザメや
世界最大級のエイの仲間であるナンヨウマンタなどを飼育する世界一の展示内容。
ジンベエザメやオオメジロザメを始めとする種の世界最長飼育記録や世界トップクラスの繁殖成績。

さらに、ジンベエザメ、ナンヨウマンタの複数飼育や、生きたサンゴの大規模展示飼育を始めとする
数多くの世界初の魅力で、訪れた人々を魅了しているってところ!

博士は、そんな「沖縄美ら海水族館」で30年もの間、館長を務めた人物で、
沖縄近海のサメ、エイの繁殖を記した論文で、博士号まで持っているそうだよ!

ちなみに、ここの公園で行われているイルカショーは、なんと無料で楽しめちゃうんだけど、
無料ででイルカショーをやっているのは、おそらくココだけだろうって!!!

早速!世界一の展示内容を誇る「黒潮の海」の水槽を見に行ったよ!


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「沖縄美ら海水族館」のコンセプトは、沖縄の周辺にいる海の動物と出会える旅!!
渚からサンゴ礁に下り、それから沖合、深海に下りていくような展示内容になっているんだって。
そして、最大の特徴は、やっぱり大きな水槽があること!!

その大きな水槽にジンベエザメなどを入れたら、やっぱりたくさんのお客さんがくるように!
それを国内外問わず、様々な水族館が真似するようになって、
あっという間に20か所ほどの水族館が大型の水槽を作っちゃったんだって。

大きさとしては、世界で6番目くらいになってしまったけど、
何といっても、その展示内容は世界一!!

サメ・エイシンポジウムでジンベエザメやマンタを飼育したことを発表すると、みんなビックリ!
世界で初めてということもあり「世界一の水族館だ」と評価されたそうだよ☆

アメリカの「シーワールド」の人が手紙で、「日本人の哺乳類の飼育技術において、
我々よりもはるかに進んでいるのは確かなようである」という言葉をくださったんだって^^

そんな高い評価を受けた「沖縄美ら海水族館」は、2002年にリニューアルされてから
ずっと年間280万くらいのお客さんが来場してくれていて、入場者数は常に日本一!!
たくさんの水族館があるなかで、ずっと一番って本当にすごい♪

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博士は大学を卒業後、静岡県にある「伊東水族館」に入社。
「伊東水族館」ではイルカを飼育していた博士。イルカはいろんなことが研究されていると
思っていたんだけど、ユメゴンドウという今まで姿も全く分かっていないイルカを飼育してみたら
「なんだ、わからないことばかりなんだ」と気付いたそう。

その後、福島県にある「照島ランド」での勤務を経て、沖縄の水族館へ。


「沖縄美ら海水族館」にいるジンベエザメは20年生きていて、マンタは23年、
オオメジロザメはなんと!37年!!全部、世界最長飼育記録を更新中!!

最初はジンベエザメなんて見たことがなかったから、どんな動きをするのか、
どう暴れるのか全く分からない状態だったんだって。
だから、10日で死んでしまったり、運ぶことすらできないこともあったそうなんだけど、
ついに630日の飼育に成功!そうして世界で初めてジンベエザメを水族館で展示!

これがきっかけで、世界一や世界初の展示が生まれるようになったんだね☆

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7500トンの水槽は、長さ35メートル、幅27メートル、高さ10メートル!
高さが10メートルあるのには意味があって、ジンベエザメは餌のオキアミを
立って食べるから、9メートルあるジンベエザメが縦になっても
底に付かないようにしているんだって。自然と同じようにしているんだね^^

このジンベエザメの迫力ある食事のシーンは、毎日お昼の3時と夕方5時に、
「黒潮の海」の水槽で行われているそうなので、「沖縄美ら海水族館」に
行かれた方は、必ずチェックしてね☆

来週も水族館博士こと、「沖縄美ら海水族館」の名誉館長、内田詮三博士に
もっとディープな話を聞いちゃいます♪

お楽しみに^^

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