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2015年5月アーカイブ

★九州世界一ラボ・レポート(9)

【和太鼓博士】
『日本太鼓財団 熊本県支部』事務局長 坂口繁幸 博士

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熊本・宮崎・鹿児島の三県で和太鼓の同時演奏者数のギネス世界記録を達成した博士。
この記録は2011年10月9日、九州新幹線の全線開通による南九州のへ観光誘致と
東日本大震災の被災者へエールを送る為に行なわれた「ディスティネーションキャンペーン」の
オープニングイベントで達成されたもの。

当日は、熊本を始めとする九州各県と島根県の太鼓演奏グループ150組、
およそ3000人が参加して「肥後大地」の曲を演奏!!
最終的に2778人でギネス記録に認定されたんだって。

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熊本城では例年、お城まつりというのが秋に開催されているんだけど、
熊本市とテレビ局がそのお祭りの中で東北大震災の被災者に九州・熊本から
エールを送りたいということで企画。博士はその要請を受けて協力したんだって!

でも、3000人という数は博士の想像の域を超えていて、
博士もできるか不安だったけど「頑張ってみよう」と参加を決意したんだって!

太鼓が好きな幼稚園生から高齢の方まで世代問わず、たくさんの方が集まってくれたみたいだよ^^

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3000人もの人と太鼓を入れないといけないから、熊本城の中で一番広い
二の丸公園で練習も本番も行ったみたい。人も太鼓もすごい数だ!!

公園の幅が200メートル近くあるから、練習の時、全く音が合わなくて苦労したんだって。
そこで3000人を16のブロックに分け、16ブロックのリーダーが、全体のリーダーを見て
太鼓を叩き、そのリーダーを見て残りのメンバーが叩くという方法に辿り着いたそう!

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当日3050人ほどが参加してくれて、ギネスに認定されたのが2778人!
認定する為に人数のカウントがあるんだけど、そのカウントしている最中に太鼓を叩いてない
小さい子どもたちがカウントされなかったので300人ほどがマイナスになってしまったそう。

けど、そんな厳しい条件の中で世界一に認定!
県外から通っていた方もいて、博士は認定されなかったらどうしようと責任も感じていたから
認定された時は本当に嬉しくて、みんなでハイタッチしたんだって☆


ギネス記録挑戦には、東日本大震災の被災者へのエールという目的があったので、
本番はもちろん、練習のときも「東北の人たちに届くといいな」という気持ちを
ずっと最後まで持っていたという博士。
それは、参加していたみんなもそうだったと思うと話していました。

実際に、東北の方たちが熊本に来てくれて、演奏を見て笑顔で帰ってくれたんだって!
参加したみんなも嬉しかっただろうな^^


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博士にとって和太鼓は、何にもかえられないような大事なもの。
子どもが和太鼓を始めたのがきっかけで、博士も和太鼓を叩くようになって
人生の半分は和太鼓をしているんだって!すごいよね(笑)
週2回、2時間ほど練習していて、練習場に入ってからは太鼓のことだけ考えて
練習に没頭しているそうだよ^^

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今日の研究成果は、
『太鼓は、博士を元気にしてくれるものであり、九州を東北を、そして日本をも元気にしてくれるもの』です!

「東北の人と九州の人が同時刻に同じ曲を叩いて、世界記録をつくりたい!」と夢を語っていた博士。
博士のまっすぐな思いと太鼓に対する気持ちが、きっと夢を叶え、みんなに元気を与えていくんだろうな^^

★九州世界一ラボ・レポート(8)

【屋久島博士】
『ネイティブビジョン』ネイチャーガイド 大野陸 博士
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世界自然遺産の島、屋久島でネイチャーガイドとして活躍している博士。
今年、ガイド歴20年を迎えた博士は、屋久島の女性ネイチャーガイドとしては
最も古くから活動しているんだって。
1993年に屋久島が世界自然遺産に登録された2年後からネイチャーガイドとしての
活動をスタート!まさに、世界自然遺産の歴史と共に歩んできたんだね。


この仕事は20年前だと自然を案内するというより、山を案内する山岳ガイドの
イメージが強かったけど、博士は海も山も川も含めて案内。
ツアーの中で、いろんな話をする仕事として『ネイチャーガイド』という言葉を使っているんだって。

山に向かう途中に里の植物や、そこに暮らす人々の話なんかもしているそうで、
初心者でも、ウォーキングやハイキング気分で楽しめるんだって♪


また、屋久島は1周100キロなんだそう。、
ドライブしながら軽く観光をして回ると5時間くらい!
普通に走って3時間くらいだから、1日で島を1周観光するのにはちょうどいいね(*^^*)
でも、島だからって軽く自転車で1周なんて思うと...(笑)

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屋久島の形や地図を見てみると、島がとんがっていて、
九州で一番高い2000メートルの山が円すい形の形をしているそう。
標高が高いから、低地に咲く植物から高山植物まで、
ここ屋久島には、日本の植物がギュッと集まっているんだって!!

「透き通る海のそばでハイビスカスが咲いているけど、見上げる山には雪が積もっている」という
言葉もあるくらい、日本の景色が屋久島にそろっているんだね!


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20年も屋久島にいる博士にオススメスポットを聞いてみたよ!
まずは、『屋久杉』!
それから、映画「もののけ姫」のモデルとなった『白谷雲水狭』!
そして、日本で一番のウミガメの産卵地『永田浜』!

ウミガメの産卵期は5月の中旬から7月いっぱい。
屋久島は、一晩に100頭を超える日もあるくらい産卵に適している場所なんだね。


また、見られるような場所には必ずウミガメに影響を与えないように監視員がいます。
なにも知らないまま浜に行って待っててもウミガメを見つけることは難しいので、
そんな監視員や博士のようなガイドの方と一緒に行くことをオススメします♪
いろんなことを知れるし、ウミガメに影響を与えることなく会うことができますよ!


人工的な光によって産卵をやめちゃったり、これから上陸しようとしているウミガメが
帰ってしまうこともあるから、写真を撮る行為はNG!気をつけて下さいね!


人や自然、動物に対して知らなかったら何も意識は生まれないけど、
知るとすごく大事に思う気持ちとか、優しい気持ちが生まれてきますよね^^
そういう気持ちをガイドの仕事の中で、一つ一つ増やして、ツアーのお客さんと一緒に共有して、
もっともっと大きくしていきたいと博士はおっしゃっていました。


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今日の研究成果は、『日本を知ると日本が優しさに溢れる。そんな日本を知ることができるのが屋久島』です!

自分が大好きな世界、大好きなものを「いいよね」って伝えられるこの仕事が、
生粋の屋久島の子ども達から受け継がれていくことを願っている博士。
優しさ溢れる気持ちで、もっといろんな人に屋久島の魅力、日本の魅力を伝えていってほしいな^^

★九州世界一ラボ・レポート(7)

【プロレス博士】
『NPO法人 九州プロレス』理事長 筑前りょう太 博士

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今回、特別に!リングの上でお話をうかがっちゃいました?(笑)


世界初のNPO法人プロレス団体として九州を中心に活動する『九州プロレス』。
「九州ば元気にするばい」が口癖で、プロレスと地域の元気の相乗効果を促進したいと
2008年に『九州プロレス』を設立!
通常興業の他、プロレス教室やご当地マスクマンのプロデュース活動を通じて、
九州の町お越しに尽力しているんだって!


また、「九州ば元気にするばい」という思いを持った組織なんだ!このために僕たちは存在するんだ!
という思いを伝えたくてNPOという法人形態にしたそう。

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『九州プロレス』には、博士をはじめ、めんたい☆キッド、玄界、桜島なおき、ばってん×ぶらぶら
などなど九州各地の地名や九州ならではのリングネームを付けている選手が10名所属しています!
一回聞くだけで、九州の人ってわかる名前だよね☆

普段は幼稚園や福祉施設などに訪問活動に行っていて、みんなに元気を届けているんだって?
去年は年間なんと!82施設も訪問したそうだよ!
試合よりも施設を訪れて元気を届ける方が多いっていうのも、NPO法人らしさだよね^^
本当に元気を求めている人たちは、実は会いに来れない人たちなんじゃないかなという
思いがあって、自分達から訪問する活動に繋がったそう。


他にも、所属選手がプロデュースする試合も行われているみたいだよ!

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プロレスの魅力は、わかりやすさ!
パッと見て、いい人悪い人がわかるし、いろんな地域出身の選手がいるから感情移入して
試合を観ることができるんだって♪

また、今よりもっと九州すみずみまで元気を届けられるように、たくさんの選手を
抱えられるような組織にしたいと話していた博士。
そうすればもっと、たくさんの人が試合に感情移入できるようになりそうだね☆


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今日の研究成果は
『プロレスは、見てる人もやってる人も元気にしてくれ、九州を世界一元気にしてくれるものばい!』です!

プロレスとは、みんなの元気の源!と話していた博士自身が本当に元気いっぱい(笑)
九州だけでなく、日本いや世界にも博士たちの元気を届けてほしいな?!

★九州世界一ラボ・レポート(6)

【チタン博士】
『株式会社ウラノ』マネジメントサポート事業部 小林美香 博士
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航空機部品を作っている工場でお話を伺いました☆
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ウラノは、高い技術力で主に航空機向けのチタン加工部品を製造しているんだけど、
その技術は今、宇宙・医療・エネルギー装置などの分野でも活用されているそう!
また、今年の夏には長崎工場に新工場が完成!
ここはアメリカ ボーイング社の次期大型旅客機「777X(トリプルセブンエックス)」の生産拠点になる予定なんだって?


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チタン加工部品を製造する工場へ行ってきました?!

長崎工場は95%航空機部品、航空機の機体の部品を加工しているんだって!
箱型の機会(マシニングセンター)は通知制御で切削をする機械で、
金属のかたまりを刃物で削りながら形を作っていくという作業が行なわれていました。

「ウラノ」は最初、カメラのレンズ磨きから始まった町工場だったそう。
その後、農機具、自動車部品、大型コンピューター等に携わってきて、現在は大きく分けると、
■宇宙航空機 
■半導体製造装置 
■発動機、プラント関係の部品 
■最先端医療に関わるような機器部品
の4つの分野。その中でも長崎工場は航空機の部品専門工場として建設しているのもあって、
ほとんど宇宙航空機の部品を作っているんだって!


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航空部品を作る為に使っているのがチタン。
「チタン」の比重は鉄とアルミの中間くらいで軽い金属で強度が高いのが特徴。
ゴルフのドライバーにも使われているそうだよ☆
耐食性に優れているという点でも航空機には適しているんだって。
でも、加工が難しいというところが難点...。
熱伝導率が低いので加工している時に熱が刃物に全て溜まってしまうそう。

チタン材は航空機において強度の必要な羽根と胴体を繋ぐ部分や、
着陸の時に負担がかかるような脚まわりに使われています。
場所によっては、100分の1ミリ単位で作り込んでいる部品もあるんだって?


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今から30年ほど前にマシニングセンターの加工業者として高度経済成長後に
生き残る企業を視野に入れた時、「加工技術の頂点を目指す」ということから
宇宙航空機産業に足を踏み入れたそう。
最初は、ロケット部品だったり宇宙ステーションなどの試作開発品を受けていて、
他社がその当時、敬遠するような難削材という切削加工が難しい部品をあえて手がけて
技術の構築をコツコツと行ってきたというのが今の高い技術力につながっているんだね?!

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今年末に新工場が出来る予定で、そこではボーイングの「777X(トリプルセブンエックス)」という今開発中の飛行機と、
「MRJ(三菱リージナルジェット)」という日本初の国産小型旅客機の部品を作るんだって!

ボーイングの「777X(トリプルセブンエックス)」はチタン部品、
「MRJ(三菱リージナルジェット)」の方はアルミの部品で、羽根の先端部分に付く部品を260点ほど加工するそう。
日本初の国産ジェット機の部品を作るってすごいな?!

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今日の研究成果は、『ウラノの工場は大きくてすごい機械がいっぱいあったけど、
そんな機械が生み出す世界最先端の根本は機械じゃなくて、
やっぱり家族のような環境で頑張っている人たちなんだ』です。

「ウラノは、もう一つの大きな家族であり、日々大事に築いていくべき場所」と話していた博士。
平均年齢26歳の長崎工場で、博士は母親のような目線でみんなを見守っているんだって^^
家族のような会社って素晴らしい!これからも世界最先端を進んでいってほしいな☆

★九州世界一ラボ・レポート(5)

【エコパーク博士】
『宮崎県祖母傾ユネスコエコパーク推進協議会』委員 成迫平五郎 博士


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宮崎県と大分県にまたがる祖母傾山系周辺地域のユネスコエコパーク登録を目指す博士。
1300メートルから1700メートル級の山々が連なり美しい景観を誇るこの地域には、
照葉樹林から広葉樹林まで幅広い種類の樹木が原生的な自然の姿を残していて、
ニホンカモシカなどの貴重な動物も生息しています。

また、森林セラピーや登山、ロッククライミングなどが盛んに行なわれていて、
自然と人間との共生を目的とする『ユネスコエコパーク』にふさわしい地域なんだって!


そこで宮崎県では去年、『祖母傾ユネスコエコパーク推進協議会』を設立。
今年からは、大分県とも連携して2017年2月までのユネスコエコパーク登録を目指しています。


ユネスコエコパークとは、生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的として、
1976年にユネスコが開始した制度。

平成26年の12月18日に推進協議会が作られ、宮崎県のいろんな自治体の市長や町長、
地域内の動植物の研究者、地域おこし活動をしている人たちで活動しています。

博士は元々、希少野生動植物(絶滅危惧種)の生育状態を日頃調べていて、
ニホンカモシカという特別天然記念物の調査委員、保護委員もかねているそう!


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日本固有の植物が存在している地域を襲速紀要素(そはやきようそ)っていうんだって!
祖母傾山系周辺地域は、その地域に入っていて代表的な植物が揃っているそうだよ☆
(例えば、ヤハズアジサイやキレンゲショウマ、シコクスミレなど)
珍しいものや日本古来のものがたくさん祖母傾山系には生えているそう!

また、固有種といって、ここにしかない植物もあるんだって?^^有名なのはツチビノキ!
知ってる植物はあったかな...?(笑)


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生態系の保全をしながら、その周辺の里山や産業、観光も興こしていくことに魅力を感じて活動を始めた博士。
「この価値をぜひ!みんなにも知ってもらいたい」というのがユネスコエコパーク認定に向けての源になっているそう。

この山系の素晴らしい自然の保護・保全がより行なわれて、また同時に周辺地域の歴史や文化、
観光などが世界の人に知られて、この地域がより活性化していくことが楽しみなんだって♪
また、絶滅寸前の動植物が守られていくようになることが希望であり、夢だとおっしゃっていました。


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今日の研究成果は、『こんなにすごい自然が九州にあるのに、知らない、楽しまないのはもったいない!』です。
2、3年内のユネスコエコパーク認定を目指している博士!
たくさんの人に素晴らしい自然を感じてもらいたいですね☆

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