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2014年9月アーカイブ

★九州世界一ラボ・レポート(26)

【エコパーク博士】
『綾町役場 エコパーク推進室』 照葉樹林文化専門監 河野耕三 博士


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2012年に日本で初めて『ユネスコエコパーク』に認定された綾地域!!
今回は、そこにある世界最大規模の歩道吊り橋『照葉大吊橋』でお話をお伺いしました!


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・・・が、

わざと揺れるように作られていて
お話しを聞いている間も揺れまくり・・・

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耐え切れずに戻ってしまいました(笑)

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照葉吊大橋は
全長250m!一番高いところで142m!
橋からの景色はとても絶景です!

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『ユネスコエコパーク』というのは
世界自然遺産とは違い、面積は問わないけど、
素晴らしい自然があるかどうか、利活用しているかどうかが重要なんだそうです。

綾は50年前から森を切らずにこの自然と共存していて
綾がユネスコパークに認められたというのは
綾の生活そのものが認定されたということになるんです!

自然と共存し、全て森から得ている独特の文化が認定につながったそうです!


この地域には200年以上切られていない木もあるそうですよ!

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森と関わってきた日本人は森から得たもので文化を作っていたと博士はおっしゃっていました。

現在の生活の起源は自然と共存するという所にあるということですね(*´ω`*)


自然は昔から森と関わってきた日本人にとっては心の故郷であり、癒しをくれるもの。
この綾の自然は音・香り・水全てが癒しのポイントです!と博士はおっしゃっていました。


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博士がいる『綾町役場 エコパーク推進室』は日本初の課で、
今年4月にできたばかりなんだそうです!

エコパークに登録されてから海外からも注目されるようになり
メディアなどに対応するための組織や資料作りをしているそうです!
また、100年かけて守り、復元するシステムの考案をしていて

・どのように優れた自然を保全するか。
・どのように利活用していくか。
・どのように子供たちへ受け継いでいくか。

この3つが課題なんだそうです。


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博士がユネスコエコパークの活動を通して学んだことは
「人間が生きるとうことは自然に生かされているということ。」なんだそうです。

今後は、綾を紹介する場所、人、自然を使って教育していくシステムを完成させたい。
そして、綾の風土を改めて注目して見直していきたいとのこと。

昔のモノをベースに新しいモノを組み合わせて、
新しい時代に合った、新しい風土を作っていきたいそうです!

まだまだやらなければいけない事が山積みですね・・・


博士にとって『綾エコパーク』は
「ボケ防止であり、ずっと研究の人たちと繋がっているものであり、
第2の生きがいを与えてくれたもの」とおっしゃっていました。


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今日の研究成果は
『綾照葉大吊橋は、自然と人間が共生するための自然と人間の架け橋』

この大吊橋ができたときのキャッチフレーズでもあるそうです。
ここには、自然と共存し、自然の恩恵をたっぷりと受けた生活がありました(*´ω`*)


数十年人口が減っていないという綾町。
自然との共存に憧れる人々が、綾に移り住んでくるそうですよ。

これからの季節は紅葉が美しくなるほか、
いろんなイベントが開催されるそうです!


綾の自然を見に行って癒されてみてはどうでしょうか(*^^*)

★九州世界一ラボ・レポート(25)

【太陽光発電博士】
『国際航業株式会社  エネルギー事業推進部』
宮崎ソーラーウェイ担当マネージャー  町川隆二 博士

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全長3.9kmの太陽光発電所!
今回はこのソーラーウェイを眺めながらお話を伺いました!

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第1発電所で実験を繰り返し、
平成23年3月に誕生した第2発電所。

最初に見たときは、感動して、
既存施設が町づくりに有効活用されているのが嬉しかったそうです!

博士の務めている会社は元々航空測量の会社で、空から地図を作ったり、
道路の設計をしたり、町のインフラに関わる事業をしている会社で、
その延長線上で環境エネルギーに挑戦したそうです。


博士の会社が参加した『ソーラーフロンティア構想』
このプロジェクトは東国原知事の時にできたモノで、低炭素社会を目指すプロジェクト!

将来の町づくりのために必要になるのではないかと思い参加したそうです!


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この発電所はリニアモータカーの実験場を
活用をしようということで作られたそうです!

高い位置にあり、海の近くなのでメンテナンスコストがかかるけど、
見た目のインパクトのおかげで観光資源にもなっているそうです!

初めて見る人は必ず驚くそうですよ!


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端まで走りきれるのか!?

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流石に端っこのソーラーパネルまでとても遠いので
メンテナンスの際は自転車を活用して様子を見に行くそうです(*´ω`*)

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ソーラーパネルは中央部で一括管理!

作った電気は売電し、
収入の一部を町づくりに役立てていく予定だそうです!

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宮崎ソーラーウェイは今、知名度も高く、
小学生や一般の方、業者の方も見学に来るそうです(*´ω`*)

太陽光発電所は使われていない施設を有効活用できる!
そして、災害時の電力確保にも役立つので、今後は他の自治体でも
太陽光発電についての理解を深めてもらう活動を続けていきたいとおっしゃっていました。

宮崎出身の博士にとって『宮崎ソーラーウェイ』は思い入れがあるもの。
町づくりや観光の一つとなっている誇りなんだそうです!


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今日の研究成果は『宮崎ソーラーウェイは地域を活性化させるお医者さん』


他の再生エネルギーでも地域を活性化させていきたいとおっしゃる博士。
常に先のことを見据えてお仕事をなさっています!

地元の人や他の地域の人の理解が深まって
これからどんな風に地域が活性化していくのか!
どんな風に新しい命を吹き込むのかが楽しみですね!

★九州世界一ラボ・レポート(24)

【炭鉱絵博士】
『田川市石炭・歴史博物館』館長 安蘇龍生 博士


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博士が館長を務めている『田川市石炭・歴史博物館』は
炭鉱跡地に作られたもので「やぐら」や「煙突」などは当時とそのままの形で残されています!!


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そして!この博物館には
日本で初めて世界記憶遺産に登録された
炭鉱絵師、山本作兵衛さんの作品が展示されています!

炭鉱絵師、山本作兵衛さんについて博士に詳しくお話ししていただきました!


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589枚の炭鉱の絵と、記録ノート・日記がセットで世界記憶遺産として登録されています。

306枚は水墨画。
残りは絵具で色をつけています。


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どの絵も躍動的に書かれていて
絵と一緒に書かれている字も独特。

炭鉱の絵だけでなく日頃の生活の絵も残していて、病気の蔓延から炭鉱夫の足元が
草鞋からゴム草履に代わっていたり、祭りの様子が描かれていたり、当時の炭鉱の
変遷や、それを取り巻く社会情勢がよくわかります(*^^*)

博士曰く『炭鉱社会学』

まさにその通り!


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山本作兵衛さんは、
小さい頃から絵が好きだったそうですが、
小学校では図画がなく、
炭鉱で働き始めてからも時間がなく、なかなか絵を描く時間がなかったんだそうです。

山本作兵衛さんが絵を描きはじめたのは、引退後、
炭鉱の夜間警備員になってからなんだそうです。


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山本作兵衛さんの絵や日記を
世界記憶遺産に登録しようと活動を始めたのは平成18年。

元々、世界記憶遺産にするつもりはなく
当時の形のまま残っている
「やぐら」や「煙突」を世界遺産に登録しようと活動していたそうです。

しかし、世界遺産候補外に・・・


「それなら山本作兵衛さんの絵を世界記憶遺産にするのはどうか」と提案があり、
活動を始めたそうですよ!


活動は世界記憶遺産とは何かという説明から始まり、
当時は世界記憶遺産を申請するところが日本になかったので大変だったそうです。

元々、世界記憶遺産に登録するつもりがなく
登録されると思っていなかったので
登録されたと聞いたときはとても驚いたそうです(笑)

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山本作兵衛さんの作品を通して
好きなことを諦めないこと、誠実さを知ってほしいと博士はおっしゃっていました。

今後はこの作品を国内や世界に広めていきたいそうです!


博士にとって『世界記憶遺産』は
国の価値観を越えて世界中で共通する人類の記憶!


「分かったつもりでいた炭鉱の歴史を本物にしていく」ということが
山本作兵衛さんからの宿題であり、日々勉強なんだと博士はおっしゃっていました(*´ω`*)


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今日の研究成果は
『世界記憶遺産は私たち人類のルーツを教えてくれ、そして、勉強させてくれるきっかけ』


記憶だけでは伝えることのできない当時の様子を
正しく伝えてくれる山本作兵衛さんの作品は正に教科書!!

山本作兵衛さんの作品にふれ、興味を持ち調べる。絵を始める・・・

何かに興味を持ち、何かを始めることは大切なことだと思います!

興味を持てるものを探してみてはどうでしょうか(*´ω`*)


★九州世界一ラボ・レポート(23)

【大綱博士】
『那覇大綱挽保存会』の相談役、真栄里泰山 博士


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『那覇大綱挽まつり』を主催している博士!
『那覇大綱挽まつり』は、毎年10月の体育の日を含む、土、日、月の3日間で開催されていて、
その2日目に行われる大綱挽では『米藁で製作された世界一の綱』として、
ギネスに認定されている大綱が使われています!!


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1995年のギネスブックに載っている大きさは
全長172m、総重量31トン30kg、直径1m54cm!!

かなり大きいですね?

しかもこの綱は、祭りの回を重ねるごとに大きくなっているそうですよ(゚д゚)!


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『那覇大綱挽まつり』は琉球王国の王様が就任した時に始まり、その歴史は400年!
途中で途絶えたこともありましたが、沖縄がアメリカから日本に還る前年の1971年に
お祝いしようという事で大綱挽祭りが復活!
それから毎年行われているそうです(*´ω`*)

この大綱は幸せを引き寄せる、平和を引き寄せるという意味が込められているそうです。

縄が大きすぎて直接縄が引けないので
手綱(てぃーんな)がついているそうです!

手綱の数は236本!
手綱1本につき50名から60名引く人がつくそうです。

なので綱引きに参加する人は1万5千人から1万7千人!!!


運動会で見る綱引きの比じゃないですね!!(笑)


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今年の『那覇大綱挽まつり』は
体育の日の10/11(土)から10/13(月)に開催!
大綱挽は12日に行われます!

「来て、触って、登って、引いて欲しい」と博士はおっしゃっていました!
綱引きが終わった後は綱の上に登ってカチャーシーを踊るそうですよ!

そして、この大綱挽の醍醐味は
綱が西に寄ったり、東に寄ったりと、メートル単位でググっと動く瞬間!

博士はその瞬間を見るたびに嬉しくて涙がでるそうです(*^^*)

そして、綱を設置する様子も見どころ!!!!
前日の夜にクレーンを使って綱を設置するそうで、
月明かりに照らされた綱が龍が空を飛んでいるように見えるそうですよ!

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大切にしていることは
『輪である輪は団結である』ということ。

綱引は団結がなければできないと博士はおっしゃっていました。


今後は、世界中の人に見に来てもらい
沖縄には平和を愛する人がたくさんいることを知って欲しい と博士はおっしゃっていました。

博士にとって『那覇大綱挽まつり』は「あまんちゅの誇り」
「沖縄に住む人の誇り」だとおっしゃっていました!

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今日の研究成果は『那覇の大綱は小さな島の世界一大きな平和への思い』


団結しなければ出来ないことや、団結して学ぶこともたくさんあるハズ(*´ω`*)


博士は『那覇大綱挽まつり』にたくさんの人に参加してもらいたいとおっしゃっていました!

今年の『那覇大綱挽まつり』に家族や友だちと参加してみてはいかがでしょう!


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