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『いま私たちが福島について伝えたいこと』 若者が福島の生の声に触れ、感じたことをありのままに語る
環境省
2024年10月28日
『福島、その先の環境へ。』ツアー2024 事務局
俳優富田望生さんと全国159名の学生・若手社会人が議論!
『いま私たちが福島について伝えたいこと』 若者が福島の生の声に触れ、感じたことをありのままに語る 10/25(金)~27(日) 『福島、その先の環境へ。』ツアー2024 ツアーレポート
環境省は、全国の若者たちが福島の“今”を知り、3.11から復興している状況や除去土壌等の引き続き残された課題を知る「『福島、その先の環境へ。』ツアー2024」を10月25日(金)~10月27日(日)に開催しました。27日(日)には俳優の富田望生さんにもご参加いただき、S-PAL福島(福島県福島市栄町)にて159名に及ぶツアー参加者との座談会を行いました。
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ツアーでは、若者が普段聞くことのない現地の生の声を通して、復興に向けて一歩一歩前進する福島の様子を見て回りました。座談会では『いま私たちが福島について伝えたいこと』というテーマのもと、ツアー参加者が30のグループに分かれて話し合いました。
中間貯蔵施設や東日本大震災・原子力災害伝承館などを見学した参加者たちからは「福島に来ないとわからないもの、来たから見えてくるものがあった。未来に向かって歩んでいる福島の今をたくさんの人に知ってほしい。」といった言葉が語られました。
また、この日、中間貯蔵施設を初めて見学した俳優の富田望生さんは「自分自身が感じたことを素直に伝えていくことが大事。私も今日感じた福島の今を率直に伝えていきたい。」とコメントされました。
来年3月に福島で開催を予定しているシンポジウムイベントでは、このツアーを通じて得られた成果の報告などを参加者の一部が行う予定です。
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このツアーは本年8月に実施された「『福島、その先の環境へ。』ツアー検討会議」にて、日本の未来を担う大学生・若手社会人が「環境再生×地域・まちづくり」などいくつかのテーマで議論し、若者自ら訪問先やツアータイトルなど各テーマに沿ったツアーを企画しました。
座談会での発表内容 ※発表したグループのみ
『いま私たちが福島について伝えたいこと』というテーマのもと、グループディスカッションが行われました。
「環境再生×地域・まちづくり」に参加したグループの1つからは、除去土壌という問題に当事者であるという認識が必要ということで「除去土壌とあなた」というメッセージが発表されました。
続いて「環境再生×福島の食」に参加したグループの1つからは、どこよりも安全な福島の食のことを知って欲しい、いま頑張っている生産者の覚悟にも触れて欲しい、そして実際に食べて欲しいということで「福島(知って・触れて・食べて)って欲しい」というメッセージが伝えられました。
最後に「環境再生×新産業・新技術」に参加したグループの1つからは、ツアーに参加して福島をどうにかしたいという気持ちが芽生え、伝えていくことで貢献したいという思いから「“今”起きている正しい情報を知って自分事として捉える」というメッセージが発表されました。
各グループの発表を聞いた富田望生さんからは、「いわき出身というだけで特段伝えられることや知識があるわけでもない。今回感じたことは本当に新しいことばかり。現地を周り、記憶として鮮明に残っている状態でディスカッションできたことは貴重な時間だった。これからも自分なりの言葉と私なりの伝え方で福島のことを発信していければと思っている。」というコメントをいただきました。
環境省の中野参事官からは、「しっかり管理をすれば除去土壌は再生利用ができるということを知ってほしい。福島は被災地のイメージがあるが、素晴らしいまちづくりやものづくりがある。再生利用という課題がクリアすれば素晴らしいまちづくりやものづくりに繋がっていくので、自分の周りの人たちにどんなきっかけで伝えればいいかを考え続けてほしい。」というメッセージを送りました。
当日参加者のコメント
●「環境再生×地域・まちづくり」ツアーに参加した大学生
「中間貯蔵施設では福島の過去・今・未来すべてが詰まっている感じがした」
●「環境再生×福島の食」ツアーに参加した大学生
「ニュースで流れている情報には限りがある。飯舘村や東日本大震災・原子力災害伝承館で福島の方々の人生の話を聞き、福島のリアルを感じることができた。私は教員を目指しているので、自分が感じた福島のリアルを伝えていきたい。」
●「環境再生×新産業・新技術」ツアーに参加した大学生
「今回のツアーを通して学んだ水素製造などの福島での新しい技術を周囲に伝え、そこをきっかけに福島について興味を持ってほしい。」
『福島、その先の環境へ。』ツアー2024 概要
【日時】10月25日(金)~27日(日)
※ツアーごとに日程が異なります。詳細は下記HPのツアー行程をご確認ください。https://kankyosaisei.env.go.jp/next/sonosakitours/
【ツアーテーマ】環境再生×地域・まちづくり
環境再生×福島の食
環境再生×新産業・新技術
※各テーマごとに大学生、若手社会人が検討した2つのツアーを企画・実施
【ツアー参加人数】 計159名
プレスリリースPDF
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102405/202410288915/_prw_OR1fl_x2P9NZSA.pdf
プレスリリースURL
https://kyodonewsprwire.jp/release/202410288915
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