「東京では、ウグイスの鳴き声は2000年を最後に確認できていない」のだそうです。
これは東京・大手町にある東京管区気象台の観測記録のお話。
こんな新聞記事を目にして寂しくなりました。
また気象庁では、「サクラの開花日」など
季節の移り変わりを動植物の様子でみる「生物季節観測」を
60年以上前から続けていますが
最近は、これまで身近とされていた生物が
全国各地で観測できなくなってきているとか。
やはり、地球温暖化や都市化の影響らしいです。
今まで、季節の移り変わりに見せる動植物の変化は
当たり前のように思っていたけれど、
『いつまでも続いて欲しい』と、私たちが共に育む気持ちが必要な時代なのですね。
今年も、サクラの開花を待ち遠しく思います。
気象庁 は1953年から、 季節の移り変わりを動植物の様子でみる 「 生物季節 観測」を続けているが、温暖 化や都市化の影響で身近な生き物が見られ なくなっている。
気象庁 が全国規模で観測の対象として きたのは、トノサマガエル、チョウや鳥と いった生物が11種、サクラやタンポポな どの植物が12種類。生物は、気象台職員 が初めて姿を見た日を「初見(しょけん) 日」、初めて鳴き声を聞いた日を「初鳴 (しょめい)日」、植物は花の「開花日」 などを記録に残す。