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・ぼくらの街紹介
今回は福岡県飯塚市にある
「旧伊藤伝右衛門邸」と「嘉穂劇場」をご紹介しました。
「旧伊藤伝右衛門邸」は、筑豊の炭鉱王と呼ばれた 「伊藤伝右衛門」と、
その妻であり、歌人、そして「赤毛のアン」の日本語翻訳者である、
「村岡花子」の親友「柳原 白蓮」が過ごした邸宅。
50歳にして、25歳の若き花嫁を迎えることになった伝右衛門が、妻・白蓮の為にと
イギリス製のひし形のステンドグラスのある応接間、一畳たたみを敷き詰めた長い廊下等様々な芸術的技法を取り入れ、改築を続けた和洋折衷が織りなす歴史的建造物です。
贅を尽くした建築美と炭鉱王伊藤伝右衛門と歌人白蓮の波乱に満ちた恋物語を随所に感じる事ができますよ。
そして、「 嘉穂劇場 」は、昭和6年に落成した、
柱を必要としないトラス形式の木造2階建ての芝居小屋。
最大約1,200人をも収容する大劇場です。
元々大正10年には今の嘉穂劇場の前身となる「中座」と呼ばれる劇場が設立されていて
その後昭和6年に生まれかわり、「嘉穂劇場」として落成したそうですよ。
前身であった中座を含めると100年近い歴史を持っています。
日本でも現存する数少ない芝居小屋の一つでもあり、
2006年には、国の登録有形文化財に指定。
休演日には、劇場内を自由に見学することができますし、資料館もありますよ。
OAでも言っていましたが、
旧伊藤伝右衛門邸と嘉穂劇場前まで行く筑豊特急線「でんえもん号」が運行を開始しました。
西鉄天神高速バスターミナルから「 9時25分、10時25分、11時25分 」発の
筑豊特急線「でんえもん号」に乗車し、嘉穂劇場へは「嘉穂劇場入口」まで(片道930円 / 所要時間約56分)、
旧伊藤伝衛門邸は「幸袋・旧伊藤伝右衛門邸前」まで( 片道980円/ 所要時間 64分)で、毎日運行中です。
(西鉄天神高速バスターミナルからしか直通は出ていません)
バスに乗って、ぶらりと歴史ある建物を巡られてみてはいかがでしょうか?
【 旧伊藤伝右衛門邸 】
住所: 福岡県飯塚市幸袋300番地
開館時間:午前9時30分から午後5時まで
(入館は午後4時30分まで)
休館日:水曜日(水曜日が祝日の場合は開館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)
入館料:大人 300円(240円)
小・中学生 100円(80円)
※()内は20名以上の団体料金です。
※土曜日に限り小・中・高校生は無料
TEL: 0948-22-9700
【 嘉穂劇場 】
住所: 福岡県飯塚市飯塚5−23
開館時間:午前9時から17時
料金:300円 (中学生以上)
100円 ( 小学生 )
※公演日は見学不可(要問合せ)
TEL: 0948-22-0266
休館日:公演及びリハーサル日、年末年始(12月31日~1月4日)
・ぼくらの街グルメ
街紹介同様、さきほどご紹介した嘉穂劇場から
約徒歩5分のところにある「 三拍子 」というお店をご紹介しました。
創業25年、飯塚最初の本格もつ鍋専門店。
街の中心街に位置したお店で、広いエントランスの奥に赴きのある看板が出迎えてくれます。
カウンター席や畳のお座敷があり、
我が家で食卓を囲む気分で、家族そろってゆっくりと食事を楽しむことができますよ。
お店のオススメは、なんといても「筑豊もつ鍋(1人前980円)」!
開店以来人気のもつ鍋でしょうゆと味噌を、ちょうどいい感じに調合し、
コクのあるスープともつの相性は抜群です。
コンテストで受賞暦もある宮崎あじ豚を使った巻き串やチーズがたっぷり、
とろーりソースのフォンデュ風グラタンもオススメだそうです。
また、ホッケやホタテ、牡蠣や銀だらのカマなど、
魚貝類にもこだわっているそうで、北海道から空輸直送されています。
飯塚で、本場北海道の新鮮な魚貝が食べられるんですよ。
鉄板で焼く“ちぢみ”も大人気。
お好み焼きのようにふっくらしていて、お酒との相性抜群です。
ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか?
【三拍子】
住所:福岡県飯塚市飯塚3‐20 コスモスビル1F
営業時間:17:00~翌2:30(L.O.翌1:30)
電話:050-5877-6781
定休日:日曜日( 5/6はお休み)
【旧伊藤伝右衛門邸・ 嘉穂劇場へのアクセス 】
※街紹介同様です。
・今週のOA曲
サリー/ 大橋トリオ
アイ・リアリー・ライク・ユー/ カーリーレイジェプセン
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